企業のITリテラシーを高める新サービス開始！ホームページの内製化支援

「IT支援コンシェルジュ」とは？

新たに提供される「IT支援コンシェルジュ」は、企業が自社内でホームページを制作・運用できるようにサポートするサービスです。近年、多くの企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)を進める中で、外部に依存することなく内製化を図る重要性が増しています。このサービスは、企業が求めるITリテラシーの向上を実現し、同時にコスト削減を可能にすることを目的としています。

背景

従来、企業がホームページを外注した場合、「仕上がりが想定と違った」といったトラブルがよく報告されていました。弁護士ドットコムの調査によると、ホームページ制作に関連する法律相談が472件もあったことが示唆しており、外注費用が30万円以上になることも珍しくありません。コストを削減しようとすると、品質が著しく下がってしまうことが多いのが現実です。

そのため、海外での成功事例を基に、企業が「Webに関する機能を社内で持つ」ための支援を行うことが大切なのです。これにより、丸ごと外注に頼るのではなく、社内での運用を強化することができます。

5つの活用方法

「IT支援コンシェルジュ」では、以下の5つの活用方法を提案しています。

1. ホームページ作成の依頼

企画から完成までの制作を外注する代わりに、最低限の構築を代行します。これにより、社内で自由にカスタマイズできる余地が生まれ、外注コストを効率的に抑えられます。

2. デザインの購入

業種や用途に応じたデザインテンプレートを購入できるサービスも提供しています。このデザインは一点物で他社と重複しないため、ブランドイメージを大切にしながら制作が進められます。価格は11万円から55万円の範囲です。

3. ホームページ作成のレクチャー

社内のスタッフがノーコードツールを使ってホームページを作成できるように、専門のデザイナーが講師となってレクチャーを行います。映像やオンラインミーティングを通じて、実践的なノウハウを学ぶことが可能です。

4. 専門技術の外注

自社で賄えない専門的な技術だけを外注することもできます。広告代理店を挟まずに専門家に依頼できるため、コストを抑えつつ高品質な制作物の実現が可能になります。

5. デザイナー人材の紹介

内製化を進める上で必要な知識とスキルを持ったデザイナーを見つけることができるサービスもあります。信頼できるWeb担当者を社内に迎えることができます。

Webデザイン買取業務

さらに、「IT支援コンシェルジュ」では、他社コンペで不採用になった優れたWebデザインを買い取るサービスも展開しています。想定される買取価格は50%から70%ほどで、優れたデザインの再利用を促進しています。

代表者プロフィール

このサービスの発起人である日向凛氏は、飲食業や製造業を経て2009年にWeb業界に参入しました。シングルマザーとして会社勤めをしながらWeb集客を学び、2011年にはフリーランスのWeb制作者として独立しました。著作も持つ彼女は、Google・Yahoo!検索でのキーワード「ホームページ制作」において1位を獲得した実績を持っています。