オークネット、法人向けデジタルデバイス買取サービス開始
株式会社オークネットが新たに提供を開始した「Smart Trade for Business」では、法人向けに特化したデジタルデバイスの買取が行えます。ここでは、その特長と背景に迫ります。
背景と目的
オークネットは、1985年からBtoBオンラインオークションを展開してきました。この経験を活かし、2005年よりデジタルプロダクツ事業を始め、今では世界50カ国で2,000社以上のバイヤーを持つオークション市場を築いています。このような実績を背景に、法人向けにデジタルデバイスの買取を行う「Smart Trade for Business」の提供を決めました。
多くの法人が直面する課題は、不要になったデジタルデバイスを適切に処分できないことです。売却手続きの煩雑さや、情報漏洩のリスクからデバイスの売却をためらう企業が多く、結果的に処分コストを余分に負担しているという現状があります。オークネットは、この課題を解決し、法人が所有するデジタルデバイスのリユース価値を最大限に引き出す一助となることを目指しています。
「Smart Trade for Business」の特長
1. オンライン完結の手軽さ
「Smart Trade for Business」では、法人がデジタルデバイスを売却する際に必要な手続きを全てオンラインで完了できます。見積もり、集荷依頼、本人確認、契約関係の手続きを一括で管理し、特に見積もり機能は商品情報と画面割れの有無を入力するだけで即時に結果が得られるため、作業の負担を大幅に軽減しています。
2. 高レベルのセキュリティ
オークネットは、データ消去の際に大手企業や政府機関でも採用される「Blanccoのデータ消去ソフト」を使用しています。これまでの約20年間で1800万台のデバイスに対してデータ消去を行った実績があり、安心して利用することができます。また、データ消去レポートも無償で提供され、企業のセキュリティ要件に応じた買取が実現されています。さらに、オークネットの集中処理センターでは端末のトラッキング管理を徹底し、紛失や情報漏洩の対策にも万全を期しています。
3. 適正価格の提示
オークネットのグローバルオークションシステムは、デバイスの最適な価格形成を実現します。多様なバイヤーネットワークを活用し、一般的には価値形成が困難な低グレード品でも適正価格が提供されることが特徴です。市場実勢を反映した合理的な買取価格が提示されることで、企業にとっての魅力的な選択肢となっています。
「Japan IT Week 春 2025」への出展
「Smart Trade for Business」の開始に伴い、オークネットはIT・DX総合展示会「Japan IT Week 春 2025」に出展します。展示ブースでは買取プロセスのデモンストレーションや、法人向けの個別相談会を実施予定です。
- - イベント名: Japan IT Week 春 2025
- - 出展日: 2025年4月23日(水)~25日(金)
- - 場所: 東京ビッグサイト、情シス応援パビリオン内P24
- - 詳細はこちら
最後に、オークネットはこの新サービスを通じて、法人のIT資産の処分効率化と持続可能なデジタルデバイス活用を支援していく意向です。