SHAREと時計台記念病院が連携
2024-06-28 10:14:59

心不全患者の運動サポート環境を拡大!SHAREが時計台記念病院と包括連携協定を締結

北海道で心不全患者の運動サポート環境が拡大!SHAREが時計台記念病院と包括連携協定を締結



近年、生活習慣病の増加や高齢化に伴い、心不全患者は増加傾向にあります。この状況を受け、メディカルフィットネスを運営する株式会社SHARE(本社:北海道札幌市中央区)は、心不全患者の運動サポート環境の整備を目的として、時計台記念病院と包括連携協定を締結しました。

この協定により、SHAREは時計台記念病院と連携し、札幌市および近郊市町村において、心不全患者に対する専門的な運動療法の提供エリアを拡大します。特に、在宅生活を望む心不全患者が、心臓リハビリを継続しやすい環境整備を目指します。

包括連携協定の背景と目的



近年、心不全患者は増加の一途を辿っており、2030年には全国で130万人に達すると推計されています。心不全は、心臓が十分な血液を送り出すことができなくなる病気であり、息切れやむくみ、疲労感などの症状が現れます。

SHAREは、心不全患者の増加という社会課題に対して、専門的な運動療法を提供することで、患者さんのQOL(生活の質)向上に貢献したいと考えています。時計台記念病院との連携を通じて、心不全患者の運動サポート体制を強化し、患者さんの健康的な生活を支援します。

今後の展開:心不全患者の運動サポートを強化



SHAREは、2026年までに北海道を中心に全国に20拠点のメディカルフィットネスを展開する計画です。時計台記念病院との連携により、札幌市および近郊市町村において、心不全患者の運動サポートを強化していきます。

具体的には、以下の取り組みを予定しています。

未病~軽症の方々に適正な介入を行い、心臓病の発症数を減らす
CPX検査(心肺運動負荷試験)の認知向上・普及啓蒙活動
心臓リハビリ患者で、回復期から生活期へ移行し、在宅生活を望む方に対する運動サポート
心臓リハビリに関する共同研究・学会発表
* 心臓リハビリに携わる人材教育

メディカルフィットネスとは?



メディカルフィットネスは、理学療法士、作業療法士、看護師、管理栄養士などのコメディカルスタッフが個別指導を実施するフィットネスクラブです。医療法人と提携することで、内科疾患や整形外科疾患を持つ方に対し、検査成績の改善や健康維持のための課題解決を目的としたサービスを提供しています。

厚生労働省が定める一定の基準を満たした「指定運動療法施設」の認定を受けているため、医師の処方に基づき運動療法を実施した場合、施設利用料が医療費控除の対象となります。

メディカルフィットネスのサービス内容



メディカルフィットネスでは、毎週1回20~40分、理学療法士や健康運動指導士などの専門職によるパーソナルトレーニングを実施します。併設する「20分フィットネス スマートスタジオ」の利用も無制限となります。利用目的や症状によっては、管理栄養士によるオンライン食事指導サービスも付帯する場合があります。

株式会社SHAREについて



株式会社SHAREは、リハビリ施設9拠点、治療院や整体院11拠点、フィットネスクラブ20拠点を展開しており、コメディカルスタッフが多数在籍しています。運動が必要だが、痛みや不安があるという方々が安心して通える施設として、メディカルフィットネスを展開しています。

まとめ



SHAREと時計台記念病院の包括連携協定は、心不全患者の運動サポート環境を大きく前進させる取り組みです。今後も、地域住民の健康増進に貢献していくことが期待されます。


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