DX Suite項目抽出強化
2024-07-03 12:25:04

AI inside、生成AI×AI-OCRで帳票読取精度向上!『DX Suite』の新機能「項目抽出」強化

AI inside株式会社は、同社が提供するAI-OCRサービス『DX Suite』における生成AI活用の新機能「項目抽出」を強化したことを発表しました。

今回の強化により、発行元によってレイアウトが異なる非定型帳票や、帳票内で「〇〇番号」「〇〇No」など表記が微妙に異なる項目であっても、事前の学習や特別な設定作業なしに、ユーザが抽出したい情報を正確にデジタルデータ化することが可能になりました。手書き文字・活字も問題なく対応できます。

強化された「項目抽出」は、従来のAI-OCRでは読み取ることが難しく、手入力で対応していた様々な帳票のデータ入力業務を大幅に効率化します。入力ミスの削減、人的コストの削減、データマネジメントの高度化など、業務の効率化に大きく貢献するでしょう。

従来のAI-OCRでは、生成AIの課題とされてきたハルシネーション(事実と異なる情報を生成してしまう現象)や、出力結果の一貫性の無さなどの問題を対策することで、高い読取精度を実現しました。この技術は、AI insideの生成AI・LLMの研究開発チーム「XResearch」による研究成果を製品に実装したものです。

AI insideは今後も「XResearch」の研究成果をいち早くプロダクトに実装し、ユーザーやパートナーの課題解決に貢献する新たな価値を提供していくとしています。

『DX Suite』とは?



『DX Suite』は、AI insideが独自開発した文字認識AIを搭載したAI-OCRサービスです。申込書や請求書の管理など、これまで手入力で行っていた様々な書類のデジタル化を大幅に効率化します。定型・非定型のフォーマットに関わらず、従来のOCRでは読み取りが困難とされてきた手書き文字も高精度に読み取ることができます。

さらに、アップロードした情報についてAIによる学習可否を選択することができるプライバシーコントロール機能も備えています。大量帳票を同一フォーマットごとに仕分ける「Elastic Sorter」やAI-OCRに続くデータ処理業務を自動化する「Extensions」の機能も搭載し、あらゆる企業・団体の生産性向上に貢献します。

AI inside株式会社について



AI inside株式会社は、2015年8月に設立された、人工知能および関連する情報サービスの開発・提供を行う企業です。東京都渋谷区に本社を置き、代表取締役社長CEOは渡久地 択氏が務めています。


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