インクルーシブ防災の重要性を学ぶ特別講演が開催
2026年2月6日と7日、埼玉県の杉戸町にて行われる「第12回協働型災害訓練in杉戸」において、立正大学の白神晃子准教授が「インクルーシブ防災と近助の力」をテーマに特別講演を行います。本講演では、災害時における現行制度の活用方法についての最新の事例が紹介され、特に障害や医療的なニーズを持つ人々に焦点を当てた防災の重要性が強調されます。
近年、激甚化する自然災害に対し、行政による災害対応には限界があることが広く認識されています。このため、「近助」と呼ばれる地域での助け合いの重要性が増しており、これに関する具体的な活用法を学ぶことは、地域で安心して生活するための鍵と言えるでしょう。
講演の見どころ
白神氏は長年、社会福祉士および保育士として「障害児者の災害準備」に関する研究を行ってきました。講演では、複雑な障害福祉制度をわかりやすく整理し、実際の避難現場で起きうる現象を具体的に取り上げます。特に、人工呼吸器を使用している方の避難訓練映像などの貴重な資料を通じて、平常時からの「近助」がどれほど命を守るものであるかを視覚的に学べる貴重な機会となっています。さらに、白神氏は自身の著書『図解でわかる災害福祉』のエッセンスを交え、明日から実践可能な内容を提案します。
講師プロフィール
白神晃子氏は立正大学社会福祉学部の准教授で、福島県いわき市出身です。彼女はインクルーシブ防災の観点から、障害児者の災害準備や特別支援学校の防災対策を研究しています。最新の著書においては、理論と実践を結びつける活動に重きを置いており、本シンポジウムでも、歴史的背景に基づく制度の枠組みや人工呼吸器を利用している子どもたちの避難練習といった貴重な事例が紹介されます。
開催概要
タイトル
第13回協働型災害訓練 in 杉戸
日時
- - 2026年2月6日(金) 9:00〜17:00
- - 2026年2月7日(土) 9:30〜17:30
場所
1. 彩の国いきいきセンターすぎとピア (埼玉県北葛飾郡杉戸町堤根4742-1)
2. Zoom(オンライン)
対象
- - 災害支援に興味がある方々
- - ICS(Incident Command System)を学びたい防災担当者や関係者
- - 災害支援の仲間を探している方々
参加費
- - 1人3,000円/日(税込、オンライン・オフライン共通、2日券割引あり)
- - 町内在住・在勤者や自主防関係者は参加費無料
定員
参加申込は、専用Peatixページから可能です。この講演をきっかけに、防災の理解を深め、地域での支え合いを進めていきましょう。