セミナーレポート: 営業組織を如何に強化するか
2023年5月16日、株式会社ブレーンバディと給与アップ研究所が共催したオンラインセミナー「営業改革の設計図と実行チームのつくり方」が開催されました。営業支援を中心に事業を展開するブレーンバディが、自社のミッション「一人でも多く、パフォーマンスを発揮できる機会を提供する」を実現するため、中小企業の営業活動の現状を踏まえた革新的なアプローチを探ります。
開催概要
開催日
2023年5月16日(金)
開催場所
オンライン(Zoom)
登壇者
- - 株式会社給与アップ研究所 代表取締役 高橋 恭介
- - 株式会社ブレーンバディ 取締役副社長 石原 亘
アジェンダ
1. 会社紹介・登壇者紹介
2. 中小企業営業管理職の実態調査
3. 給与アップ研究所パート
4. ブレーンバディパート
中小企業における営業組織の課題
給与アップ研究所が行った調査によると、中小企業の営業管理職が直面する課題の一端が明らかになりました。特に、営業活動の生産性向上が重要なテーマであり、多くの企業がその向上を目指しています。その背後には、いくつかの課題が存在しています。
人手不足
労働人口の減少が続く中、特に優れた営業人材の確保が難しくなっているのが現状です。このため、1人あたりの担当顧客が増え、新規顧客開拓に割く時間が減少している企業が多く、目標達成が困難になっていると指摘されています。
業務の非効率化
さらに、営業担当者が契約や請求業務、提案資料作成など、営業活動とは直接関係のない業務に追われている現状も深刻です。多くの営業担当者がノンコアの業務に時間を消耗し、本来の営業活動に集中できないことが課題として浮上しています。
解決策としては、契約書やアポイント取得業務を外部に委託することで、営業活動に費やす時間を確保することが挙げられます。これにより、新規顧客開拓や既存顧客との対面商談の増加が期待されます。
営業改革に向けた業務提携の意義
そんな中、ブレーンバディと給与アップ研究所の業務提携が注目を集めています。両社の強みを活かし、中小企業に特化した営業改革を進めることが目的です。具体的な提携内容としては、次のような点があります。
- - 営業改革のための実践モデルの構築
- - 専属の営業担当チームによる導入支援
- - 組織構造や業務プロセスの再設計プログラムの提供
- - 中間管理職の育成支援
この業務提携により、営業組織のPDCAサイクルが高速化し、自立した営業活動が可能になると期待されています。特に、属人化した営業手法からの脱却や、評価システムによる透明性の向上が図られることになります。
まとめ
営業組織が直面する課題は複雑ですが、具体的な戦略を持って改革に取り組むことが求められます。今回のセミナーを通じて、多くの企業が営業改革に向けた新たな一歩を踏み出すきっかけとなることでしょう。
会社概要
株式会社ブレーンバディ
株式会社給与アップ研究所
- - 所在地: 東京都千代田区麹町6-6-2 番町麹町ビルディング5階
- - 設立: 2021年1月
- - 資本金: 10,000,000円
- - 代表取締役: 高橋 恭介
- - 事業内容: 人事評価内製化プログラム、営業DX、経営者限定交流会の運営
- - URL: https://www.salary-up.com/