未来の老化対策
2025-05-13 21:50:24

高輪ロンジェビティーラボが拓く未来の老化対策とその技術

高輪ロンジェビティーラボが開設される背景



リジェネソーム株式会社が新たに設立した「高輪ロンジェビティーラボ」は、最先端の老化防止に関するバイオテクノロジーを研究する拠点です。2025年5月に東京・港区の新施設「LiSH」に本社兼研究所が設けられ、今後の研究の中核となることが期待されています。リジェネソームは「2040年に人類が月面で生活できるようにする老化防止技術を、地球上でも活用する」という壮大な目標を掲げ、これに向けた研究開発を進めています。

高輪ロンジェビティーラボの取り組み



東北大学との共同研究



高輪ロンジェビティーラボでは、東北大学との共同研究が進行中です。リジェネソームが行うこの研究では、老化過程の可逆性を理解するために、エピジェネティクスや各種マーカーを用いた実験が予定されています。これにより、老化のメカニズムを解明し、効果的な対策が見込まれています。

遺伝子技術の革新



さらに、老化を改善するための遺伝子関連技術も開発されています。株式会社Good Hero Therapeuticsとの協力により、若返りを目的としたウイルスベクターの共同開発が進んでおり、将来的にはナノ粒子やリポソームを用いたドラッグデリバリーシステム(DDS)への応用も視野に入れているとのことです。

新たなヘルスケアプロダクトの創出



高輪ロンジェビティーラボでは、日本酒の機能性成分である「SAKESOME」を使ったヘルスケアプロダクトを開発中で、2025年5月から6月には第1弾製品が市場に投入される予定です。また、エイジングケアに役立つ新技術を駆使した商品開発も並行して進められています。

今後の展望



高輪ロンジェビティーラボは、受託研究や実証実験、商品開発などを手がける重要な拠点として位置づけられており、リジェネソームは学術機関との連携をさらに強化し、エクソソーム関連のサービスを実社会への導入を目指します。これにより、健康寿命の延伸や宇宙医学分野への貢献が期待されています。

リジェネソーム株式会社のビジョン



リジェネソームは、ナノ粒子であるエクソソームを活用し、老化防止や再生医療の新しいソリューションを模索しています。エクソソームの詳細な解析を行うことで、これらが生体に与える影響を解明し、医療技術の新たな開発や宇宙医学に利用可能な解決策を提供することを目指しています。

結論



高輪ロンジェビティーラボの開設は、老化に対する新たなアプローチを示唆するものです。バイオテクノロジーの革新が進む中で、リジェネソームの研究が将来の健康寿命延伸にどのように寄与するのか、引き続き注目が集まります。


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会社情報

会社名
スペースシードホールディングス株式会社
住所
東京都港区浜松町2丁目2番15号浜松町ダイヤビル2F
電話番号
080-5063-8705

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