浜頓別町が新たにLINE公式アカウントを開設
北海道の浜頓別町は、合同会社DMM.comとプレイネクストラボ株式会社の協力により、地域住民に向けたLINE公式アカウントを立ち上げることを発表しました。これは町の情報をより多く、わかりやすく住民に伝えることを目的としています。アカウントIDは
@line_hamatonです。
取り組みの背景
浜頓別町は、令和4年度から総務省の推進する「地域活性化起業人制度」の下で地域課題の解決に向けた取り組みを進めてきました。令和6年度には、さらなる地域の発展と住民サービスの向上を目指す包括連携協力に関する協定も締結。この度、デジタル技術を利用した住民サービスの向上を実現するために、LINEを情報発信の手段として導入しました。この取り組みは、DMMの地方創生パートナーであるプレイネクストラボが提供する「スマート公共ラボ for GovTechプログラム」を活用し、防災情報や生活の通知、イベント情報など住民に必要な情報を届けることを目指しています。
LINE公式アカウントの主な機能
新たに開設されたLINE公式アカウントでは、2024年10月1日の時点で以下の機能が提供される予定です:
- - 防災情報の提供:ハザードマップの確認や避難所の検索ができます。
- - 避難所の検索機能:災害時には、近くの避難所を地図上で表示し、家族に避難所を伝えることが可能です。
- - ごみの分別サポート:分別したいごみの種類を入力することで、正しい分別方法を自動的に返答します。
- - ごみ収集リマインダー通知:地域を設定することで、ごみ収集日を朝に通知します。
- - セグメント配信:住民が望む情報カテゴリーを選択し、それに基づく情報のみを受け取ることができます。
情報のカテゴリには、子育て、健康・福祉、観光・イベント、産業・仕事など多岐にわたります。
スマート公共ラボ for GovTechプログラム
プレイネクストラボが提供するこのプログラムは、LINEを通じて自治体サービスをデジタル化し、職員の業務効率を上げ、データ発信の精度を向上させる目的で開発されたものです。これにより、住民は生活に必要な情報を迅速に受け取ることができ、安心・安全な生活を支えられることになります。
2023年3月からは「スマート公共ラボ電子申請」サービスも始まり、LINEを通じて各種証明書の申請や行政手続きが簡単にできるようになりました。
浜頓別町とその魅力
浜頓別町は、日本の最北端地域である宗谷地方に位置し、美しい自然環境が特徴です。名所のひとつであるクッチャロ湖や珠文岳を擁し、優れた一次産業が展開されています。地域の特産品としては、酪農とオホーツク海での漁業があります。特に、流氷が運ぶプランクトンで育った魚介類は新鮮で、地元の味を楽しむことができます。
町の詳細については、浜頓別町の公式ホームページを訪れてみてください(
浜頓別町公式サイト)。
DMMの地方創生に向けた取り組み
DMMは「地域に貢献する持続可能な事業を生み出す」をミッションに、地方創生に向けて様々な取り組みを行っています。地域ごとの課題を解決するため、ノウハウや専門人材を活用した事業企画を提供し、地域に根ざしたエコシステムの形成を目指しています。
今後も浜頓別町のLINEアカウントは、地域の発展と住民生活の向上に貢献することが期待されています。