新琵琶湖学セミナーがいよいよ開催!
琵琶湖博物館が主催する新琵琶湖学セミナー「みんなで調べる!みんなで伝える!市民科学の最前線」が、2025年に全3回にわたって開催されます。このセミナーでは、市民が主体となって身近な環境や文化について調査し、得た知見を共有する実践的な方法を学ぶことができます。
セミナーの概要
セミナーの日程は、1月25日、2月22日、3月29日の土曜日に行われます。それぞれのセッションは13:30から15:30まで、琵琶湖博物館のホールで行われ、参加は完全無料ですが、展示を見る際には別途料金が必要です。
参加希望者は、琵琶湖博物館の「しがネット受付」を通じて事前申し込みをしなければなりません。これにより、限られたスペースの中での多くの参加者がスムーズに体験できるよう工夫されています。
各回のテーマと講師
第1回:環境DNAで調べる魚たち(1月25日)
1月25日の第1回では「みんなで魚を調べる」をテーマに、川瀬成吾氏をはじめとした講師陣が環境DNA調査の重要性と実際の手法について紹介します。続いて、中尾博行氏が「うおの会」の活動を通じて得られた楽しみや発見をシェアし、最後に山中裕樹氏が新たな琵琶湖の魚調査手法を解説します。
第2回:地元の価値を再発見(2月22日)
2月22日の第2回では、金尾滋史氏が観察会や質問を通じて新たに発見された自然史情報について語ります。また、上田洋平氏が地域の記憶をよみがえる手法として「ふるさと絵屏風」を用いたまちづくりの事例を紹介します。
第3回:SNSと調査票を活用した調査(3月29日)
3月29日の第3回では、橋本道範氏がナレズシ調査に通じる調査票を使った手法の楽しさや課題を語り、石田惣氏が実際にスーパーでできる簡単な調査の面白さについて触れます。これにより、日常生活の中で科学を身近に感じることができるでしょう。
まとめ
この新琵琶湖学セミナーは、市民が直接参加し、実際の調査を通じて学ぶ良い機会です。科学を楽しみながら地域の環境について思考を深め、さらなる発見を追求してみはいかがでしょうか。興味のある方はぜひ申し込みをお忘れなく! 詳細や申し込みは琵琶湖博物館のウェブサイトで確認できます。