阪神高速グループ、技術シーズ連携に向けた共同研究公募相談会を開催
阪神高速グループ、技術革新に向けた共同研究を募集
阪神高速グループは、企業の技術シーズと阪神高速グループのニーズを結びつけるためのコミュニケーション型共同研究を募集する公募相談会を開催します。
18回目の開催、多くの成功事例
今回で18回目を迎える本公募は、これまでに199件を超える応募があり、57件もの共同研究契約が締結されています。これらの研究成果の一部は、既に現場での活用や標準化にまで至っているとのこと。阪神高速グループは、このプログラムを通じて、技術革新を加速させ、グループビジョン2030の実現を目指しています。
幅広い技術分野を対象
募集対象となるのは、阪神高速道路の建設・管理に関連する幅広い技術分野です。具体的には、構造技術、電気通信技術、交通技術、そしてこれらの技術を融合させた革新的なシーズが期待されています。
公募相談会の概要
相談会は、2023年10月30日(月)と31日(火)の2日間にわたって開催され、応募企業はそれぞれ1時間程度のプレゼンテーションと質疑応答の時間を持ちます。形式は対面を基本としつつ、状況に応じてWEB会議システムTeamsも活用する予定です。場所は阪神高速道路株式会社本社8階で開催されます。参加費は無料ですが、応募多数の場合は希望に沿えない可能性があるとのことです。
応募方法と締め切り
応募には、Googleフォームによるオンライン申請が必要です。応募締め切りは2023年9月14日(木)17時です。必要事項として、応募者名、連絡先、応募シーズの概要、応募シーズの分野を記入する必要があります。分野については、公募要項に掲載されているリストから選択する形となります。
充実した情報提供
公募に関する詳細な情報、よくある質問(FAQ)、そして応募技術シーズ分野のリストは、阪神高速グループのウェブサイトで確認できます。不明点がある場合は、阪神高速先進技術研究所まで直接問い合わせることも可能です。
阪神高速グループの未来を担う技術を募集
阪神高速グループは、本公募を通じて、企業との連携強化、技術革新、そして持続可能な社会の実現を目指しています。革新的な技術シーズを持つ企業の積極的な応募を期待しています。
具体的な募集分野
構造技術: 橋梁、トンネル、道路構造物の設計、建設、維持管理に関する技術
電気通信技術: ITS(高度道路交通システム)、通信ネットワーク、情報セキュリティに関する技術
交通技術: 交通流制御、交通安全、MaaS(Mobility as a Service)に関する技術
これらの分野以外にも、阪神高速グループのニーズに合致する技術シーズであれば、積極的に検討されるとのことです。
期待される効果
阪神高速道路の安全性、効率性、利便性の向上
新技術の導入によるコスト削減
環境負荷低減への貢献
* 阪神高速グループの技術力向上
本公募は、企業にとって、自社の技術を社会に貢献できる絶好の機会となるでしょう。
会社情報
- 会社名
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一般財団法人 阪神高速先進技術研究所
- 住所
- 大阪府大阪市中央区南本町4-5-7東亜ビル2階
- 電話番号
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06-6244-6060