日本の未来を見据えた「ヴァーチャル産業交流展2020」開催の詳細
東京都及び周辺地域の主催による「ヴァーチャル産業交流展2020」が本日よりスタートしました。今回の産業交流展は、今年で23回目となり、首都圏に拠点を置く多様な中小企業が、一堂に会してその優れた技術や製品を披露しています。この展示会は販路拡大、企業間連携の構築、情報の収集・交換を目的としており、参加企業にとって貴重なビジネスチャンスを提供します。特に、今年は新型コロナウイルスの影響を受け、初めて完全オンライン形式での開催が実現しました。
事前準備なしで自宅からアクセス可能
「ヴァーチャル産業交流展2020」では、最新のVR技術とウェブブラウザを使ったアクセス方法が採用されています。特別なアプリのインストールは不要で、参加者は自宅にいながら、ストリートビュー形式での自由な移動が楽しめます。出展者を見つけるための検索機能や、著名な講師による講演を視聴することができるメインステージも設置されています。
情報収集とコミュニケーションを強化する機能
出展企業ごとに設けられたブースでは、詳細な企業情報や製品画像、PR映像を閲覧可能です。出展者とリアルタイムでのコミュニケーションができるチャット機能も充実しており、気軽に質問や商談が行えます。また、商談の予約も可能で、Microsoft TeamsやZoomといったウェブ会議ツールを利用できます。さらに、名刺交換ができる「Eight」や、気に入った出展者を登録できるお気に入り機能も搭載されており、SNSでの情報発信を促すシェア機能も利用できます。
四つのテーマで中小企業が集結
今年の展示会は「MAKE FUTURE~シンカする日本の未来~」というテーマのもと、4つの分野—情報、環境、医療・福祉、機械・金属—に分けて696社・団体(712ブース)が参加します。また、特別企画としてSDGsや感染症対策に関連したゾーンも設けられています。新規事業の開発やサービスの革新を行っている企業が「ロールモデル企業」や「ニューノーマル企業」、「DX推進企業」として紹介されます。
講演イベントの充実
オンラインでの開催に合わせ、展示会期間中には2つの講演ステージが設けられており、メインステージでの基調講演や特別講演、日々のビジネスセミナーが展開されます。本日の基調講演には大阪大学の石黒浩教授が登壇し、「アバターと未来社会」をテーマに、ロボットと仮想世界の関係について語ります。特別講演では株式会社ワークマンの土屋哲雄氏が、自社の成功事例を通じた「しない経営」の理念について話します。
開催概要
「ヴァーチャル産業交流展2020」は、2021年1月20日から2月19日まで開催され、参加企業は696社、712のブースで展開されています。毎年、多くの企業と来場者が集まるこの展示会が、今まさに新たなビジネスの機会を提供しています。このオンライン展示会により、距離を超えて多くの企業とのつながりが生まれることでしょう。
公式ホームページは
こちらからご覧いただけます。