ITエンジニアが信頼する転職支援の実態
最近、ITエンジニアに特化した転職支援サービス「キッカケエージェント」による、転職を勧めないエージェントについての意識調査が実施されました。この調査では、20〜39歳のITエンジニア150名に対して、そのエージェントからの助言に対する評価や信頼度が調査されました。
1. 転職を勧めないエージェントの信頼性
調査結果によると、約90%のITエンジニアが「転職しない方がよい場合に転職を勧めないエージェントを信頼できる」と答えました。特に、転職を迷っている時に転職を勧めない助言を受け、67%のエンジニアがその担当者への信頼が高まったと実感しているという結果が見られました。
このデータは、エージェントが候補者に真摯に向き合い、売上のためだけではなく、キャリア形成を考えて助言している姿勢が大きな要因であることを示しています。
2. 転職相談時点での目的
ITエンジニアが転職エージェントに相談した動機は、「自分の市場価値を確認したかった」が最も多く34.7%を占めました。これに対し、実際に転職することを決めたエンジニアはわずか0.7%に留まっています。このことから、エンジニアたちは相談を通じて市場価値を見極めようとしていることが伺えます。
3. エージェントからの助言の実情
調査によれば、46.7%のエンジニアが「応募する求人の範囲を広げた方がよい」とアドバイスを受けたと回答しています。また、「書類や面接の準備を整えてから応募すべき」の意見も数多く寄せられました。このような助言は、求職者が現実的な視点から応募先を検討するサポートとなります。
4. 信頼が高まる理由
約7割のエンジニアが転職を勧めない助言を受けて信頼が高まったと感じています。その理由として、エージェントが「売上だけを目的にしていない」と思えるからや、入社後のミスマッチを避けるための助言を行なっているからといった声が多数寄せられています。
5. エージェントへの期待と実際
調査の結果、54.0%のITエンジニアが転職の決定件数だけで担当者を評価しない仕組みが必要であると感じていることがわかりました。エージェントによるサポートは定着率や入社後のフォローの満足度に基づいて評価されるべきであり、この体制があることでエンジニアは安心感を得ることができます。
6. まとめ
ITエンジニアたちは、転職支援を受けている際に即座に転職を決定しようとは考えていない傾向があり、むしろ自分のキャリアに関して真剣に考える機会として捉えています。この調査結果は、ITエンジニアが求めるエージェントのあり方を示す重要な証拠となっています。今後は、相談者一人ひとりに向き合い、長期的なキャリア形成に寄与するエージェントが求められるでしょう。
本調査の詳しい内容については、公式サイトにも掲載されていますので、ぜひチェックしてみてください。