城南製作所、最先端技術を搭載した追従運搬車を農業WEEKで発表へ

農業WEEKで展示される「Folloone」

2025年10月1日から3日まで、幕張メッセで開催される「第15回農業WEEK」にて、株式会社城南製作所が自信を持って発表する自動追従運搬車「Folloone（フォローン）」の最新モデルが初めてお披露目されます。この先進的な運搬車は、農作業の効率化を図るために設計されており、前方にいる人間を感知し、その後ろを自動で追従する機能を持っているのが特長です。

「Folloone」の特徴

フォローンは、その名の通り「追従（Follow）」と「ドローン（Drone）」を組み合わせた運搬車です。こちらは、特に高齢者や女性でも簡単に扱えるように設計されており、ボタン一つで自動追従モードが作動します。これにより、作業者が最大200kgの荷物を運びながらも、フォローンがぴったり後ろについてきてくれるのです。この技術は、特許出願中の独自のセンシング技術に支えられており、高速での応答および安全性が確保されています。

効率的な農作業を目指して

荷台が作業者のすぐ側まで近づくため、重い収穫物の持ち運びや頻繁な荷物の載せ替えが圧倒的に楽になります。その結果、作業時間は大幅に削減され、身体的な負担も軽減されます。具体的には、「従来の2人作業を1人で」、さらに「同じ時間で作業量が2倍」になることが期待されています。このような効果からフォローンは、生産性向上を目指し、簡単かつ安全に農作業を支援します。

開発の背景と支援

フォローンの開発は、2025年1月に農林水産省からの認定を受けるなど、高い評価を得ています。また、信州大学繊維学部や長野県工業技術総合センターと共同で、安全性の検証や使いやすさの研究が進められています。

展示のプラン

今年の農業WEEKでは、昨年好評を博したデモ走行も実施します。実際にフォローンがどのように動くのか、狭い圃場内でも機敏に動き回る様子を直に体験できるチャンスです。特に興味がある方は、無料で参加できる来場者登録が可能なので、ぜひ公式サイトからお申し込みください。さらに、セッションに参加することで、オリジナルグッズがもらえるチャンスもあります。