江戸時代の地図展
2025-08-21 14:29:42

江戸時代の地図製作者を知る特別展が北九州で開催

江戸時代の地図づくりへの旅



2025年9月から、福岡県北九州市にあるゼンリンミュージアムで特別企画展「知っていますか? 国が認めた地図製作者たち」が開かれます。この展示は、日本の重要文化財に指定された地図製作者たちの功績を紹介するもので、日本の地図文化に光を当てる絶好の機会です。展覧会は2025年9月20日から12月26日まで開催され、国が認めた資料を通じて、当時の文化と技術を知ることができます。

歴史的意義を持つ地図製作者たち



企画展は、特に江戸時代に影響を与えた地図製作者5名の功績に焦点を当てます。日本地図の進化に大きく寄与した彼らは、いずれも重要文化財に指定されている作品を残しています。伊能忠敬はその名をよく知られていますが、他にも多くの地図製作者が存在し、彼らが築き上げた地図は今でも私たちの歴史を語ります。

本展で紹介される5名は、石黒信由、間宮林蔵、近藤重蔵、久米通賢、長久保赤水です。彼らはそれぞれ独自の手法で多様な地図を制作し、後世に影響を残しました。展示の中では、彼らの作品の複製品が登場し、その技術やデザインの魅力について学ぶことができます。

重要文化財との出会い



特筆すべきは、当館が所蔵する「實測輿地圖(伊能小図)」が令和7年に新たに重要文化財に指定されることが決定したことです。地図に対する深い理解と歴史的価値をもっているこの資料は、本展の中心的な位置を占めます。

観覧者は、関係資料と合わせて計6件の重要文化財がどういった意義を持つのか、その背景を知ることができるでしょう。展示の解説を通して、地図製作がどのように日本の歴史に影響を与えてきたかを探ることができます。

期間限定デザインのチケットホルダー



さらに、入館者には期間限定のデザインのチケットホルダーが配布されます。このホルダーには、展示される5名の地図製作者とその代表的な地図資料がデザインされており、見た目も楽しめるアイテムです。

特別商品の販売



また、館内の休憩スペース「Ligare」では、久米通賢にゆかりのある香川県坂出市のクッキー「塩田クッキー米ッキー」が販売されます。この商品を味わいながら、展示を楽しむことができるのも嬉しいポイントです。

展覧会情報



展覧会は9月20日から12月26日までおこなわれ、毎週平日には学芸員による企画展ガイドツアーも行われます。ガイドツアーは無料で、事前予約は不要です。入館料金は一般1,500円、団体は特別料金が適用されます。

この企画展は、日本の地図文化の由来を知ることができる貴重な機会です。特に江戸時代の地図製作者たちの情熱や技術を体感できるこの展覧会に、ぜひ足を運んでみてください。日本の歴史を感じながら、地図製作者たちの世界を探求する旅に出ましょう。


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会社情報

会社名
株式会社ゼンリン
住所
福岡県北九州市戸畑区中原新町3番1号
電話番号

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