近年、医療施設での売店運営が厳しい状況にある中、株式会社TOUCH TO GO(以下、TTG)と株式会社柴橋商会が新たに業務提携を結び、医療施設内で快適なショッピング環境を提供することを目指しています。
提携の目的
医療施設の中では、特に入院患者やそのご家族が食品や医療材料を簡単に手に入れることが難しくなってきていることが問題視されています。売店の運営者が減少しているため、患者様にとって必要なものをすぐに購入できる環境の確保が急務となっています。そのため、TTGの無人決済システム『TTGシリーズ』と、柴橋商会の院内売店で培った運営ノウハウを融合させ、24時間いつでもアクセスできる売店を展開することが狙いです。
新たな院内売店の特徴
この新しい運営方式によって、従来は有人売店での限られた時間帯でのみ利用可能だったサービスが、早朝や夜間も利用出来るようになります。無人販売システムを採用することで、人手不足の問題を解消しつつ、医療従事者や患者、そしてそのご家族にとって、ストレスフリーな買い物体験を提供します。
企業の概要
まず、株式会社TOUCH TO GOは2019年に設立され、無人決済システムの提供を行っています。東京都港区に本社を構え、多様な業種で活躍する企業への技術提供を行っています。
一方、株式会社柴橋商会は1951年に創業し、長きにわたってリネンサプライ事業を手掛けてきました。神奈川県横浜市を拠点にする同社は、院内売店の運営ノウハウに豊富な経験を持っています。
提携の効果
この業務提携により、病院内での買い物の利便性が大幅に向上することが期待されます。特に夜間や早朝の利用が可能になることで、勤務する医療従事者や入院患者たちが新鮮で安心な商品を手に入れる機会が増え、生活の質が向上します。また、安心して入院生活を営むためにも、必要な商品をすぐに得られる環境整備は非常に重要です。
今後は、さらなる病院への出店を計画しており、選択肢の多様化とともに、顧客満足度を高める施策を進めていく考えです。
両社の代表者が集まった際には、明るい未来に向けた意気込みが感じられ、スムーズなビジネスモデルの実現が期待されます。これにより、医療現場での新たな売店運営方式が確立され、患者様への配慮がより一層深まることでしょう。
一緒に次のステップへ進んでいくこの提携が、医療現場に良い変化をもたらし、地域社会にも貢献することが期待されます。