会津若松で開催！新たな試みのバーチャルファッションイベント

バーチャルスタイリングイベントが会津若松に登場！

2023年7月23日（月曜日）、会津若松市で開催される実験的なバーチャルファッションイベントが注目を集めています。このイベントの主役は、新たに開発された「リモートファッションコミュニケーションビークル」。これは有限会社ズーティーのスタイリストが監修し、楽天技術研究所が技術を提供した新しい試着の形です。

リモートファッションコミュニケーションビークルの誕生

この特別なビークルは、日産の電気自動車「e-NV200」を利用しており、車内にはズーティーのスタイリングルームの雰囲気が再現されています。イベント参加者は、特別に改造された車内でスタイリストとリモートでつながり、実際の試着ではなく、バーチャルに商品をスタイリングすることができます。

参加者は車の後方に設置されたバックドアテントから入り、デジタルサイネージを鏡のように使用。遠隔でスタンバイしているスタイリストと対話をしながら、ズーティーのECサイト「e-zakkamania stores」の商品を楽しむことができます。これまでにない新しい試着のスタイルは、買い物の楽しさを再定義するものとなっています。

イベントの流れと体験

バーチャルスタイリング体験は最大で2名まで同時に行うことができ、約5分間のセッションで様々なスタイリングを体験します。参加者はスタイリング体験後、専用のQRコードをスキャンすることで、「マイページ」にアクセスし、撮影した画像を保存したり、体験した商品の購入が可能です。

このイベントは、単なる試着体験に留まらず、スタイリストとのコミュニケーションを通じて、買い物の楽しさを感じられる内容となっています。特に、スタイリストの声はボイスチェンジャーを通じて届けられるため、参加者同士の初対面の緊張感を和らげつつ、楽しんでもらう工夫が施されています。

技術革新とコミュニケーションの融合

今回のイベントは、「リモートファッションコミュニケーションビークル」を利用して、参加者とのリアルタイムの双方向コミュニケーションを重視しています。バーチャルスタイリングを通じて、単に商品を試着するだけでなく、スタイリストとの会話を楽しむことができます。この体験は、買い物がもたらすコミュニケーションの楽しさを再確認する機会でもあるのです。

如今、AIやIoTを取り入れた便利な買い物スタイルが主流となっていますが、その一方で、コミュニケーションを楽しむことがなおざりにされがちです。特に地方ではアパレル店舗が限られており、ネット通販に頼ることが多くなっています。このイベントを通じて、ズーティーは「コミュニケーションを楽しむことが買い物の一部である」というメッセージを広めていきたいと考えています。