第30回記念大会 つやまロボットコンテスト
2025年12月14日、岡山県津山市で開催される「第30回記念大会つやまロボットコンテスト」は、地域の理工系教育の活性化を目指した注目のイベントです。今年の競技テーマは「玉入れ」。小中学生と高校生一般が参加し、熱い戦いが繰り広げられます。
このイベントは、平成8年から続く伝統行事で、地域の若者たちにものづくりの楽しさを体感させることを目的としています。毎年違ったテーマのもと競技が行われることで、新しい挑戦を促す仕組みを採用しています。特に小中学生の部は高校一般の部の内容を簡略化しており、参加しやすい設計となっています。
競技の概要
本大会では、参加チームが作り上げたロボットを用いて、4チームがそれぞれお手玉をかごに入れる数や早さを競います。この競技においては、ロボットの軽量化が重要なポイント。「最も軽量なロボットが有利」といった特別ルールも設けられています。昨年同様、物理的な戦略やメカニズムが試されるため、エンジニアリング技術を楽しく体感できます。
今年は小中学生の部に24チーム、高校一般の部には海外からの参加チームも含め30チームが出場予定で、過去の大会の中でも多くの参加が見込まれています。
併催イベントの魅力
第30回ロボットコンテストに合わせ、豪華な併催イベントも計画されています。会場では、実物大パトレイバーの展示、自衛隊や警察の車両展示、高校生による製菓販売など多彩なアトラクションが楽しめます。特に、映画「THE NEXT GENERATION パトレイバー」で使用された実物大イングラムの展示は見逃せません。およそ10mのサイズを誇るこのロボットは、岡山初上陸となります。
実物大パトレイバーの周りでは、パトレイバー関連商品も販売される予定。また、自衛隊の展示エリアでは、迷彩服の試着体験や様々な車両を間近で見ることができます。これらの機会を利用して、写真撮影をするのも非常に魅力的です。
食とものづくりのマルシェ
さらに、地元の高校生や大学生による製菓販売も行われます。津山産の小麦「ふくほのか」を使用したローカルスイーツや、人気の担々麺が楽しめるキッチンカーも出店。生徒たちが手がけた心温まるスイーツには、地域の恵みがギュッと詰まっていて、美味しさと共に彼らの夢や想いも感じられます。
その他の出展
キッチンカーやワークショップも充実し、おむすびや特殊なスイーツ、さらにはDIY系のワークショップも開催予定です。ファミリー層に優しい内容が盛りだくさんで、皆さんにとって忘れられない一日になることでしょう。
まとめ
第30回つやまロボットコンテストは、競技だけではなく、地域とのつながりを感じる様々な楽しみが詰まったイベントです。興味のある方はぜひ足を運んで、熱いロボット戦を目撃し、その裏側の魅力を体験してみてください。入場は無料ですので、お気軽にお越しください。
詳しい情報は
こちらのウェブサイトをご覧ください。