2025年度ローム株式会社研究公募のご案内
ローム株式会社は、エレクトロニクス技術の発展を目指し、2025年度の研究公募を実施します。この公募制度は、大学、高等専門学校、および公的研究機関に所属する研究者を対象にしています。特に若手研究者の新しい視点からの意欲的なテーマの応募を歓迎し、発展型の共同研究や大型プロジェクトへ派生する可能性のあるテーマが期待されています。
公募の概要
対象者
対象は、大学や高等専門学校、公的研究機関に所属する研究者(個人またはグループ)です。応募者は研究期間の初年度にその機関に所属する見込みで、ローム株式会社の公募制度に同意できる方が条件となります。さらに、産業応用にとどまらない自由な研究テーマも募集中です。
件数・研究期間・研究費
2025年度に新規採択される案件数は約5件を予定しています。研究は2025年4月1日以降に始まり、最長で3年間継続することが可能です。研究費の上限は年間250万円(税別)で、審査の結果によっては減額される場合もあります。
採択状況の確認
過去数年間の採択件数を確認すると、2021年度に4件、2022年度に5件、2023年度に4件、2024年度には5件の案件が承認されています。このデータからも、ロームの研究公募は継続的に多くの研究者に活用されていることがわかります。
対象分野
公募テーマは以下の分野に幅広く対応しています:
1. 新領域分野
2. 実装研究分野
3. MEMS研究分野
4. パワーエレクトロニクス研究分野
5. LSI研究分野
6. 生産技術研究分野
7. 環境改善・活性化分野(小規模試験なども含む)
これらの分野は、ローム株式会社のニーズや研究者の意見を元に設定されています。
応募方法と締切
応募を希望する研究者は、2024年11月11日(月)の正午までに必要書類を提出する必要があります。具体的な応募手続きの詳細はローム株式会社の公式ウェブサイトに記載されており、興味のある方は早めに確認することをおすすめします。
ローム株式会社の研究公募制度は、単に資金提供にとどまらず、研究者に対して共同研究の機会や企業が保有するリソースの利用ができる環境を整えています。これにより、産業の進展に貢献することを目指しており、研究者にとっても魅力的なプラットフォームとなっています。エレクトロニクス分野の未来を開く新たな挑戦に、ぜひ応募してみてはいかがでしょうか。