未来を担う子どもたちへ期待を込めて
株式会社まち未来製作所と認定NPO法人おてらおやつクラブが手を組み、地域の力を活かした新たなプロジェクト「おすそわけネットワーク」を発表しました。この取り組みでは、子どもたちがより良い未来を描けるよう、地域社会から必要な支援を届けることを目指しています。
プロジェクトの概要
本プロジェクトは、特定の自治体に特化し、地域の資源やつながりを最大限に活用します。具体的には、おてらおやつクラブの活動に賛同するお寺に寄せられた「おそなえ」を、「おさがり」としてひとり親家庭を支援する団体を通じて、支援が必要な家庭へ「おすそわけ」します。この取り組みに関連して、まち未来製作所が運営する「e.CYCLE」から得られる「地域活性化原資」がサポートします。再生可能エネルギーを通じた地域の活性化が期待され、この仕組みを活用することで、サステナブルな支援が実現します。
「e.CYCLE」は、さまざまな地域の発電所や小売電気事業者と連携し、地域内での再エネを最大化し、電力取引の収益を地域に再投資する仕組みです。この活動は、再エネの導入と地域活性化の両方を実現するという目標を持っています。
子どもの貧困問題に立ち向かう
厚生労働省の調査によれば、日本国内には子どもの9人に1人が貧困状態にあるとされています。この厳しい現実に立ち向かうため、おてらおやつクラブは全国の2,100を超える寺や900以上の支援団体と連携し、物資を地域におすそわけする活動を続けています。一方、まち未来製作所は地域資源を活用したエコシステム構築に注力し、さまざまな社会課題の解決に取り組んでいます。両者の共通したビジョンは、「地域の力をもって子どもたちの未来を支援すること」です。
代表者からのメッセージ
まち未来製作所の青山代表取締役は、「再生可能エネルギーを通じて地域社会の力を引き出し、孤立した子供たちや家庭を支援できることを嬉しく思う」と述べています。彼は、地域でのエネルギーを地域住民へ還元することを通じて、さらなる取り組みを進める決意を明らかにしました。
一方、
おてらおやつクラブの松島代表理事は、お寺の「おそなえ」を地域の子どもたちに「おすそわけ」することで生まれる人々のつながりが、貧困家庭の子どもたちへ温かい支援を届けることにつながると期待を寄せます。
活動のスタート地点
このプロジェクトは、福島県郡山市からスタートします。この地は、まち未来製作所の設立のきっかけとなった大切な場所であり、青山社長自身のルーツともかかわりがあります。両社は地域資源を生かした新たなサステナブルな方法を確立し、子どもたちの未来を守るための活動を進めてまいります。
お問い合わせ先
この取り組みに関するお問い合わせは以下の通りです。
担当:千田/中尾/佐々木/安部
メール:
[email protected]
TEL:045-264-4502
FAX:045-264-4504
担当:深堀
メール:
[email protected]
未来を担う地域の子どもたちに、より良い支援を届けるこの画期的なプロジェクトに、ぜひご注目ください。