飯能市ビジネスコンテスト
2025-01-09 10:05:40

飯能市で開催されたビジネスコンテストが注目の卓球ラケット製作を評価

飯能市でのビジネスコンテストが盛況



埼玉県飯能市にて行われた「はんのう森林みらい塾」第1回ビジネスコンテストは、地域の森林資源を活用した斬新なアイデアが集まり、多くの注目を集めました。2024年11月24日には、飯能商工会議所の大会議室で開催され、多彩な発表が行われました。

今回は特に、西川材を使用した卓球ラケットの製造にフォーカスした宮治菜津子さんが最優秀賞に輝きました。彼女は自らの職業である卓球用品メーカーの経験を生かし、地域材を活用することで林業の振興を図りたいと語りました。彼女のビジョンには、環境への配慮が根底にあり、日本製の素材を用いることで、卓球ラケットの新しい可能性を切り開こうとしています。

優秀賞の受賞者の紹介



また、優秀賞には埼玉大学大学院の小山駿さんが選ばれました。小山さんは「木に学ぶ」ことをテーマにした木工教育のプランを発表し、彼自身が大工の家に生まれ育った背景から、木を通じた教育の価値を提唱しました。彼は、実践的な学びを通じて子どもたちが成長するプロセスに魅力を感じており、木工を習い事として浸透させたいという理想を持っています。

地域のサポート



プレゼンテーションには、新井重治飯能市長も参加し、出場者たちのアイデアの素晴らしさを称賛しました。飯能市は75%が森林に覆われているため、地域資源を活用することが重要であり、参加者の熱意が町の発展を支えると強調しました。市が森林文化都市として今後の発展をサポートする姿勢が見受けられました。

このコンテストの実施後、受講生の中から2名が飯能市への移住意向を示しており、地域とのつながりがさらに強化されることが期待されます。はんのう森林みらい塾は今後も受講生と地域の林業事業者とのコーディネートを進め、アイデアを実現へと導いていきます。

公開セミナーのお知らせ



さらに、来年1月19日には、飯能市市民活動センターにおいて公開セミナー「林業事業者×暮らしのプロダクト八ヶ岳山麓 “yaso”から学ぶプロデュース論」が開催されます。このイベントは、地域の林業や材木関連の事業に関わる人々、また森林の活用に興味がある一般の方々が対象で、新たな商品開発に取り組む方々に向けた内容です。

このようなイベントを通じて、飯能市が森林に魅力的な活用の仕方を見つけ出し、地域産業の発展につなげていく様子が伺えます。今後の展開に目が離せません。

守るべきは私たちの森林文化、そしてそれを次世代へとつなぐ重要な役割を果たすために、地域の皆が一丸となって取り組んでいくことが求められています。


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会社情報

会社名
NPO法人埼玉ハンノウ大学
住所
埼玉県飯能市仲町6-1
電話番号

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