新時代の清掃業務を支えるDXロボット「BROIT」登場

アイリスオーヤマのDX清掃ロボット「BROIT」誕生

アイリスオーヤマ株式会社は、2024年12月26日に新しいDX清掃ロボット「BROIT（ブロイト）」を発売することを発表しました。日本国内での人口減少や高齢化が進行する中、業務の効率化と人手不足への対策が急務となっています。新たに展開される「BROIT」は、これらの課題に対処するために開発された製品です。

人手不足を補う省人化の切り札

2021年時点で国内の生産年齢人口は減少傾向にあり、2035年には約13％、2045年には約25％減少すると予測されています。このため、アイリスオーヤマは2021年にロボティクス事業に本格参入し、自社の強みを活かしながら、作業者の負担を軽減するためのソリューションを提供しています。現在、同社のサービスロボットは5,000社以上に導入されており、業務用清掃ロボットのベンダーシェアで1位を獲得しています。

BROITの特長と機能

「BROIT」は、自律走行型であり、水拭き清掃を行うことができる点が特長です。床に合わせた3つの清掃モードを搭載しており、セラミックタイルやビニル床に応じた適切な清掃が可能です。これによりスーパーマーケットやドラッグストア、飲食店など、さまざまな商業施設や医療機関でも試験的な導入が強化されている状況です。

ソフトウェアの内製化でさらなる進化へ

2025年には、アイリスグループの子会社である株式会社シンクロボにより、ハードウェアとソフトウェアの両方を内製化した新しい清掃ロボットが発売予定です。これにより、リアルタイムでの仕様変更や品質向上、コストの調整が可能になるほか、メンテナンス体制の一元化も実現する見込みです。

さらなる進展を目指して

アイリスオーヤマは今後もサービスロボットの提供を通じて、業務のDX化や作業環境の改善に貢献する具体的な解決策を提供し続ける意向です。これからの「BROIT」の活躍に期待したいところです。

詳細や見積り、導入に関するお問い合わせは、アイリスオーヤマの公式ウェブサイトをご覧ください。ブランドサイトからアクセスできます。