非営利スタートアップ支援のSoilが大学連合とともに新たな挑戦を開始

非営利スタートアップ支援のSoilが大学連合と連携

公益財団法人Soilは、この度「共助資本主義の実現に向けた大学連合」と連携し、新たな取り組みを発表しました。このプロジェクトは、社会課題の解決に志を持つ学生に向けた大規模なワークショップを通じて、次世代の社会起業家の育成を目指しています。将来的な社会の変革を担う若者たちに、必要な知識やネットワークを提供することで、彼らの挑戦を支援します。

これまでの取り組み

Soilは過去にも「Soil x UTokyo」や「Soil x KyotoUniversity」といった数々の大学と連携し、ワークショップや助成プログラムを通じて社会課題解決を目指す学生を支援してきました。この実績を基に、新たに大学連合との協働に乗り出し、学校という枠を越えた学生同士の交流を促進します。

新たなワークショップの内容

今回の「Soil x 大学連合」では、2025年6月28日と29日に東京大学駒場キャンパスで開催されるワークショップが発表されました。参加者は、第一線で活躍する社会起業家の講演を受け、その後、自らのビジネスプランを策定するプロセスを通じて、実践的な学びを得ることができます。事業を軌道に乗せるため、社会人メンターが伴走し、フィードバックを提供します。

参加対象者と費用

ワークショップへの参加は、共助資本主義に賛同する大学連合に在籍する学部生および大学院生を対象とし、参加費は無料です。さらには、関東圏外からの参加者には旅費が実費支給されます。このように、参加のハードルを低く設定し、より多くの学生が参加できる機会を創出しています。

メンタリングと助成プログラム

ワークショップの後には、「Soil 100」プログラムが用意されており、選考を通過した最大5組のチームには100万円の助成金と3ヶ月間のメンタリングが提供されます。これは、参加者が事業化を目指してなぜ活動を継続する価値があるのかを学ぶ貴重な機会です。

大学連合の役割

共助資本主義を実現するため、14の大学が連携したこの大学連合は、大学間のつながりを強化し、起業支援の取り組みを拡充することで、地域を越えた相互学習を促進しています。彼らは、持続可能な社会的インパクトを生むために、学生同士の協力と実践を強く支持しています。

Soilの理念

公益財団法人Soilは、これまでに約50団体、個人に対し約1.5億円の寄付を行っており、「儲からないが意義がある」事業に携わるチームを支援しています。彼らの目指すのは、持続可能性のある社会的インパクトの創出であり、今回の取り組みもその一環です。

若い世代による大胆な挑戦が、未来の社会を変える力になります。Soilは、今回のワークショップを通して、未来のリーダーを育成し、共助資本主義の実現を目指します。詳細については、公式ウェブサイトをご覧ください。