飛騨市図書館、未来を描く市民のワークショップ開催
岐阜県飛騨市で、市民が主体となって図書館の未来を考えるワークショップ『飛騨市図書館未来ミーティング2025』が開催されます。この取り組みは、市民が直接図書館運営に参加し、アイデアを出し合いながら「新しい使い方」や「やってみたいこと」を模索するものです。
ワークショップの内容と目的
ワークショップは2回に分けて行われます。第1回目はアイデアを集めることに重点を置き、第2回目には専門家を招き、より深い議論を通じて具体的な案を練り上げます。このプロジェクトは、飛騨市の持続可能な図書館運営を目指すものであり、集まったアイデアは「第3期飛騨市図書館運営方針」としてまとめられ、実現に向けた具体的な施策となります。
イベント概要
- - 日時: 2025年9月7日(日)10:00~12:00
- - 場所: 飛騨市図書館
〒509-4232 岐阜県飛騨市古川町本町2-22
このワークショップでは、参加者が自由に意見を交換し、図書館に新しい形を提案することが期待されています。参加者のアイデアが市民交流の拠点である図書館の将来を創造する一助となるでしょう。
現代に求められる図書館の姿
飛騨市図書館は、地域に根ざした貴重な館であり、開館以来直営で運営されています。しかし、全国的には民間委託や官民連携の動きが広がっており、図書館も時代に応じた形で変化する必要があります。利用者のニーズが多様化し、電子書籍の普及や出版業界の変化に応じたサービスの向上が求められているのです。
特に、少子高齢化が進む飛騨市では、図書館が地域子育て支援や福祉、ビジネス支援など、多様なニーズに応える役割を果たす可能性があります。このように、図書館は単なる本を借りる場所ではなく、市民の生活を支える重要な拠点としての役割が期待されています。
参加者からの声と新たな挑戦
過去のイベントでも話題を呼んだ飛騨市図書館。中高生を中心とした柔軟な発想でのアイデア出しが重要視されています。「動画制作ブースが欲しい」「カフェを併設したい」など、若者ならではの斬新な提案が次期運営方針に取り入れられることが期待されています。これにより、飛騨市図書館の新たな姿を実現し、地域の文化創造にも寄与したいという意欲が感じられます。
文献と未来をつなぐ
市民との共同体験を通じて、新たな図書館像を作り出していくこのプロジェクト。今後の活動にぜひ参加し、図書館の未来を共に描き出していきましょう。
参加希望者は、事前にウェブフォームからお申し込みを行ってください。詳細については飛騨市図書館の公式サイトをチェックしてみてください。
お問い合わせ
- - 電話: 0577-73-5600
- - 住所: 岐阜県飛騨市古川町本町2-22
- - 公式サイト: 飛騨市図書館公式サイト