タカゾノの新調剤監査支援システム『Rak-Che 6』の登場
株式会社タカゾノは、調剤業務の現場でのヒューマンエラーを防ぎ、安全性を向上させるための新しいツールとして「調剤監査支援システム Rak-Che 6」を発表しました。このシステムは、2025年2月3日から販売が開始される予定です。
新しい『Rak-Che 6』の特長
効率的な薬品チェックと計量の実現
調剤薬局や病院薬剤部では、13,000品目以上の医療用医薬品から、処方箋にもとづいて正しい薬品を選定する必要があります。従来からの「Rak-Che 5」を約5年ぶりにアップデートした『Rak-Che 6』は、散剤、水剤、外用剤、錠剤(粉砕)など多様な薬品について、正確かつ効率的にチェックや計量を行うことができます。
直感的な操作性
新しいシステムは、直感的で使いやすいユーザーインターフェースを備えています。タッチパネルディスプレイのデザインは、スマートフォンのようなシンプルさで、視認性も向上しています。そのため、操作によるストレスを大幅に軽減し、誰でもスムーズに利用できるようになっています。
業務負担の軽減
操作が簡単なため、新人薬剤師でもすぐに活用可能です。これにより業務負担が軽減され、結果的に患者さんと向き合うための時間を増やすことができます。
エラー自動検知機能
『Rak-Che 6』は、薬品の取り間違いや使用期限切れを自動的に検知する機能も搭載。エラー音やアラートで通知が行われるため、ヒューマンエラーを未然に防ぎ、患者の安全を守ることにつながります。
豊富なカスタマイズ性
このシステムは、施設ごとに柔軟に設定を変更できることも魅力の一つです。システムのレイアウトや表示項目、操作フローを施設のニーズに合わせて調整できるため、各医療機関の特性に合った運用が可能です。また、タカゾノの分包機と連携することで、さらなる業務の効率化と安全性を実現できます。
導入の期待される効果
『Rak-Che 6』の導入により、調剤エラーが低減し、患者の安全性が向上することが期待されます。薬剤師の業務が効率化されることで、作業負担が軽減され、より質の高い患者対応が可能になるでしょう。
株式会社タカゾノの企業紹介
タカゾノは、大阪府門真市に本社を置く医療・薬科機器メーカーで、分包機を主力製品として展開しています。1963年の創業から、一貫してユーザーや患者の利便性を追求し続けており、国内トップクラスのシェアを誇る企業です。最近では海外展開にも注力しており、より広い市場に向けた新たな製品開発に取り組んでいます。
会社概要
- - 会社名:株式会社タカゾノ
- - 所在地:大阪府門真市柳田町4番17号
- - 代表者:北口 勤
- - 設立年:1963年
- - 事業内容:医療機器・医療システムの企画・開発・製造・販売
- - 公式サイト:タカゾノ公式サイト
まとめ
タカゾノの「調剤監査支援システム Rak-Che 6」は、調剤業務における安全性、効率性、柔軟性を兼ね備えた画期的なツールとして、多くの医療機関に新たな価値を提供することでしょう。これからの薬剤師の業務を支える重要なパートナーとして注目を集めるに違いありません。