CyberneXの資金調達
2022-02-28 09:00:06
CyberneX、資金調達を実施し脳情報の活用を加速させる新たな取り組み
CyberneXが資金調達を実施し、脳情報の活用拡充を目指す
脳情報を日常生活に活かすことを目指すブレインテックスタートアップ、CyberneXが三井住友海上キャピタルおよび山口キャピタルから資金調達を行いました。この新たな資金を基に、同社は独自のイヤホン型BCI(Brain Computer Interface)の開発を進め、音声UI機能を持つ「Ear Brain Interface」を通じて、耳から得られる生体情報の利用を進化させるプラットフォームを構築しています。
CyberneXのビジョンは、脳波を利用した革新的な技術を社会に実装し、脳情報を活用した新たな体験を提供することです。今回の資金調達を契機に、同社はEar Brain Interfaceから得られるデータを活用するソフトウェアの開発や新サービスのローンチに注力する方針です。
資金調達の背景
CyberneXは2020年5月に設立された企業で、これまでの実績としては、脳波に基づく生体データの活用やBCIデバイスの研究開発を行ってきました。特に、音声UIと脳波を組み合わせたイヤホンタイプのBCIは、その利用方法の広がりに期待がかかっています。今回の資金調達は、今後の展開に向けた大きな一歩となります。
代表取締役の馬場基文氏は、資金提供を行った三井住友海上キャピタルと山口キャピタルに感謝の意を示し、自社開発及び事業会社との連携を強化したい考えを述べました。「ブレインテック領域を切り開くための準備が整った」と語り、新たなサービスを通じた成長に期待を寄せています。
投資家の期待
三井住友海上キャピタルの平井宏明氏は、CyberneXが注力している未開拓のブレインテック領域に注目し、事故防止や労働生産性の向上、健康的な生活の実現に寄与する脳波活用技術に対し大きな期待を寄せています。また、山口キャピタルの山口亮太氏は、初めて会ったときのCyberneXチームの熱意とスケール感に印象を受けたと言及し、今後の展開に期待を寄せています。
CyberneXの今後
今後、CyberneXはこれまでの資金と新たに調達した資金を活用し、組織体制の強化を図ります。これにより、Ear Brain Interfaceを通じた新たなサービスの展開が進むことが期待されます。資金の活用によって得られる成果に注目が集まる中、CyberneXのNextステージに期待が高まります。
CyberneXの取り組みが、脳情報技術に革新をもたらし、新しいライフスタイルの提案を行うことに期待しています。脳波を活用した日常生活の実現が、どのようにわれわれの生活を変えるのか、目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
株式会社CyberneX
- 住所
- 東京都大田区蒲田5-26-8アーデル蒲田 1107号室
- 電話番号
-
03-6715-7329