アパグループが仙台の広瀬通駅前に大型ホテル開発を発表
仙台に新たな拠点誕生へ
アパグループは、宮城県仙台市の広瀬通駅前に大型ホテル計画を発表しました。このプロジェクトは、アパホテルの全国的なネットワークの拡充として位置づけられており、既存のアパホテル経営の基盤を強化するものです。
都市の中心地に立地
新たに開業予定のアパホテル〈仙台広瀬通駅前〉は、市営地下鉄「広瀬通駅」から徒歩1分、JRおよび市営地下鉄「仙台駅」からは徒歩6分という便利な立地に構えます。仙台市の重要な交通路である広瀬通に面していて、市内の中心的な位置を占めています。
さらに、館内には大浴場が設けられる予定で、ビジネス利用だけでなく観光にも適した施設となることでしょう。ここは毎年開催される仙台七夕祭りのメインストリート「クリスロード」にも近接し、地域の文化とも密接に結びついています。
開業に向けた計画
このホテルの計画には、アパホーム株式会社が事業用地を賃借し、建物を建設することが含まれています。竣工後は、アパホテル株式会社が運営を担い、2028年12月の開業を目指します。規模は地上14階建て、客室数は343室を予定しており、延床面積は約6,480㎡です。
既存ホテルとの連携
仙台市内にはすでに複数のアパホテルが存在しています。「アパホテル〈仙台駅五橋〉」、さらには「アパホテル〈仙台勾当台公園〉」と「アパホテル〈TKP仙台駅北〉」が並んでおり、新たにオープンするこのホテルが加わることで、合計1,356室の大規模な展開となります。
アパグループの成長戦略
アパグループは、763のホテルと131,610室を展開する国内最大手のホテルチェーンです。さらに、2010年から続く「SUMMIT 5」戦略を基に、2022年には新たに「AIM5 ~APA Innovative Movement」という5ヶ年計画を開始しました。
この新戦略では、アフターコロナの時代における宿泊ニーズの変化を捉え、さらにデジタルトランスフォーメーション(DX)の流れに対応したサービスを提供していきます。最終的には2027年3月末までにアパホテルネットワークとして15万室を展開することを目指しています。
アパグループの計画が進む中、仙台における新たなホテルの開業は、地域の活性化にも貢献することが期待されます。観光客の増加やビジネスの拡大に寄与し、仙台の都市格をさらに向上させるでしょう。次年度以降の動きに注目です。
会社情報
- 会社名
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アパホテル株式会社
- 住所
- 東京都港区赤坂3-2-3アパグループ〈赤坂見附本社ビル〉
- 電話番号
-
03-5570-2111