幼児向け金融教育プログラム「社会体験版おみせやさんごっこ」の展開
株式会社FPパートナーが提供する幼児向け金融教育プログラム「社会体験版おみせやさんごっこ」が全国の保育園や幼稚園での開催を拡大しています。このプログラムは、2023年3月にスタートし、2025年11月期には73の幼保施設で1,289名の子どもたちが参加しました。
幼児から学ぶ金融感覚
「おみせやさんごっこ」を通じて、子どもたちにとっての「生きる力」を育むことを目指しています。このプログラムは、社会福祉法人檸檬会と共同で開発され、子どもたちが楽しみながら金融について学ぶことができる内容に仕上げられています。
参加した保育施設からは、プログラムが負担にならず、学びの効果を実感しているとの声が多く寄せられており、リピート開催や新規の開催依頼も増加しています。特に、2025年11月期には前期比約1.4倍の法人で、約1.7倍の施設数での開催が決まっています。
お金の仕組みを楽しく学ぶ
このプログラムでは、FPが「お金博士」として施設を訪れ、先生方と協力して子どもたちに金融の基礎を楽しく教えます。「おみせやさんごっこ」を通じて、お金の仕組みやその価値を遊びながら実際に体験することができ、子どもたちの探求心や考える力を育む確かなプログラム構成となっています。
さらに、プログラムの内容は幼保施設の負担を考慮して設計されており、日々の教育に組み込みやすい点が高い評価を受けています。
成果と今後の計画
2026年以降も同プログラムの実施が予定されており、すでに多くの幼保施設からの申し込みが寄せられています。この動きは、子どもたちの金融感覚を育成し、未来に向けた社会的スキルを身に付けさせるための一助となるでしょう。
教育の現場からの声
参加した施設や保護者からは、子どもたちが楽しみながら学ぶ姿や、金融教育の重要性を感じているとの感想も多く寄せられています。子ども達が買い物体験を通じてお金の流れや働くことの意義を理解し、家庭では教えるのが難しい金融教育の機会が提供されていることを評価する声もあります。
このような成長を受けて、FPパートナーでは今後もプログラムの改善と展開を進めていく予定です。参加者の意見を取り入れつつ、子どもたちが将来的に役立つスキルを身に付けられる環境を整えていきます。
アンケートの結果から見える未来
「社会体験版おみせやさんごっこ」開催後、施設関係者からのアンケートでは「キャッシュレス社会が進む中でこそ、お金の価値を伝えることが重要だ」といった意見もいただいています。子どもたちへの教育がどれだけ重要なのか、そして金融教育が彼らの成長に大きく寄与することが確認されています。
株式会社FPパートナーについて
FPパートナーは、多岐にわたる金融相談サービス「マネードクター」を提供しており、保険相談や資産形成、住宅ローン、相続対策などに関するアドバイスを行っています。全国各地に拠点を持ち、地域のニーズに応えたサービスの提供が特徴です。
教育の現場における金融教育の取り組みが持つ影響力は計り知れません。この「社会体験版おみせやさんごっこ」を通じて、子どもたちが健やかに成長し、未来を担える人材へと育つことが期待されています。
これからも全国各地でのプログラム開催を広げ、次世代育成に向けた取り組みを積極的に進めていくことを目指すFPパートナーの取り組みに注目です。