ケアに関する物語募集
2024-12-04 11:31:19

東京アートセンターでの「家」でのケアに関する物語を語る参加者募集

家でのケアに関する物語を語る参加者募集!



いま、私たちの社会で「家」でのケアの重要性が叫ばれています。しかしながら、その具体的な体験や意義が見えにくい状況も続いています。そんな中、アートセンターBUGが「家」でのケアに焦点を当てた新たなインスタレーション作品「サテライト・コール・シアター」の制作を進めています。この作品は、ケアに従事している方々が自身の経験を語ることで、社会に埋もれた痛みや物語を可視化し、理解を深めるものです。

「サテライト・コール・シアター」とは?



このプロジェクトでは、参加者がコールセンターとして電話を受け、その背後にある「家」でのケアの物語を観客と共有します。東京の中心で、見えないケアの実態を明らかにするこの企画。あなたの体験が、他者との新しい繋がりを生むかもしれません。ケアを行っている方々、またはそれに関心がある方々が対象です。参与者であれば、専門的な背景は問いません。どなたでも、お気軽にご参加ください。

参加申し込みの流れ



参加希望者は、2024年12月26日までにアートセンターBUGのウェブサイトから申し込む必要があります。応募者には、体験談を共有するためのプレワークショップや個別セッションが予定されており、実際に創作や執筆を行う機会も設けられています。

活動内容には、ナラティブパートナーと共に作成するモノローグの執筆や、最終的には電話による発表という流れが含まれます。この作品は、2025年7月に公開予定で、具体的な実施日程も決まっています。

ケアリストという新たな呼称



「ホーム・ケアリスト」とは、家庭内でママ友や家族を支え合う、または高齢者や子供の面倒を見る方々を指す新たな表現です。彼らの役割には、社会からの期待や評価が置かれるべきだと考えられています。このプロジェクトを通じて、ケアリストたちが受ける痛みや苦労が、如何に見えない形で放置されているかを分かりやすくすることが目的です。

実施詳細



  • - 企画者からのメッセージ: このプロジェクトの背景出発点として、東京という街が抱える多様な「痛み」を可視化したいという強い思いがあります。特に「見えない痛み」について考える機会を提供し、それをアートという形で具現化したいのです。

  • - 謝礼: 参加者には60,000円が謝礼として支払われます。この報酬は、プロジェクトのメンターである竹中香子氏の所属するハイドロブラストより支払われます。

  • - 重要な日程: 2025年2月にプレワークショップを実施し、電話での物語発表は2025年7月4日から始まります。

皆さんの経験を物語にして、社会への理解を広める一歩を踏み出してみませんか。興味のある方は、ぜひご応募ください!


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会社名
株式会社リクルートホールディングス
住所
東京都千代田区丸の内1-9-2
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