株式会社esaがFASTAR 11th Demo Dayでオーディエンス賞を受賞
環境事業に特化した株式会社esa(イーサ)は、2025年8月29日に開催された中小企業基盤整備機構のアクセラレーションプログラム、FASTARの成果発表イベント「FASTAR 11th Demo Day」でオーディエンス賞を受賞しました。このイベントは、将来のユニコーン企業を育成することを目指すプログラムであり、審査基準は来場者やオンライン視聴者の評価に基づいています。
FASTAR 11th Demo Dayとは?
中小機構が主催するFASTARは、選抜されたスタートアップ企業を対象に約1年間にわたる支援を行い、事業発展につなげることを目的としています。第11期には、14社が参加しており、それぞれが自己の事業計画や成長戦略を発表しました。この中でesaは、特に新たなリサイクル技術「esa method」に焦点を当てたプレゼンテーションを行い、その内容が高く評価され、オーディエンスに選ばれるという栄誉に輝きました。
esaの独自技術とその影響
asa methodとは、これまでリサイクルが困難とされていた複合プラスチックをリサイクルするための独自の技術です。当社はこの技術を用いて、環境保護とコスト効率の両立を目指しています。リサイクル不能だった素材が再生可能になり、得られる製品は再利用されることで環境負荷を大幅に削減できます。これにより、廃棄物処理からの脱却とともに、新たな循環経済の構築が期待されます。
オーディエンス賞の意味
オーディエンス賞は、来場者による投票で決定されるため、受賞は格別の価値を持ちます。当社が受賞したことにより、中小機構からはもちろん、NEDOやJSTなどからも研究開発支援が提供される見込みです。これらの追加支援により、esaは業界内での事業拡大を加速することができるでしょう。
代表取締役・黒川 周子のコメント
受賞に際し、代表取締役の黒川は、「多くの方々に私たちの試みを評価していただけたことを誇りに思います。esa methodを通じて、これまでの常識を覆し、複合プラスチックをサステイナブルに利用できる社会を目指します。」と語りました。加えて、国内外のパートナーとの連携を強化し、技術開発のさらなる加速を図る意欲を示しています。
中小機構の支援制度
中小機構は、スタートアップ企業の成長を促進するため、多岐にわたる支援メニューを提供しています。FASTARはその一環として、事業の課題に直面する企業に対し、専門家が密接にサポートしながら成長を促進するプログラムとなっています。このような取り組みが、地域経済の振興にも寄与しています。
株式会社esaの未来
esaは、リサイクル業界の未来を切り開く企業として、今後もその技術革新を続けます。環境問題の解決に貢献するため、私たちは一歩ずつ着実に前進していきます。参加したスタートアップの中で、esの技術が注目を集めつつあることは注目に値します。
会社情報
- - 会社名: 株式会社esa
- - 設立年月: 2022年3月1日
- - 所在地: 東京都港区高輪3-19-26 SOC高輪ビル8F
- - 代表取締役: 黒川 周子
- - 事業内容: 廃棄物リサイクル、プラスチックペレットの加工・販売
- - 公式サイト: 株式会社esa
株式会社esaは、持続可能な未来を目指し、循環経済の実現に向けた取り組みを今後も進めていきます。