若者が社会に変革を起こす共創イベント『Youth Voice Labo』
2025年7月6日、沖縄の那覇市にあるSAKURA innobaseで、若者のための共創イベント「第2回 Youth Voice Labo@わったー会議」が開催されます。このイベントは、30歳以下の沖縄県在住の若者たちを対象にしたもので、彼らが社会や政治について考え、自らの意見を発信する場を提供します。
参加者の声を聴く重要性
日頃の生活の中で感じる「なんか変じゃない?」という小さな違和感は、実は大きな社会課題の始まりです。若者たちが抱く「給料が安いこと」や「高い家賃」、「渋滞によるストレス」などの意見は、時に無視されがち。しかし、この「Youth Voice Labo」では、そういった声を深く掘り起こし、共有することが目的です。参加者同士の意見交換やワークショップを通じて、社会の裏に潜む課題を可視化し、次のアクションへとつなげます。
イベントの構成
このイベントは3つの部から成り立っています。第1部では、「モヤモヤをぶちまけよう!」というテーマのもと、参加者が日常の違和感を感じている事柄を共有し、関心がある社会課題を探ります。第2部の「TSUNAGARUワーク」では、見つけた課題を深掘りし、参加者自身のビジョンやアイデアを育てることを目指します。そして第3部では、実際の参議院選候補者が登場し、参加者からの質問に応える対話セッションが行われます。このセッションは特に注目されており、「本当に声は届くのか?」といった疑問を直接ぶつける貴重な機会です。
政治を身近なものに
このイベントは、若者たちが政治や社会問題を「他人事」ではなく「自分たちに関連するもの」と認識することを促進します。社会が抱える問題に対し、自ら積極的に関わり、解決のための一歩を踏み出す体験を得ることが目的です。参加者は、このイベントを通じて、政治的中立性が確保された場での対話を通じて、自身の考えをしっかりと伝える力を育てます。
参加の流れ
イベント参加は無料で、事前申し込みが必要です。定員が限られているため、興味のある方は早めに申し込むことをお勧めします。申し込みは、公式サイトで行うことができ、締切は2025年7月5日までとなっています。
主催団体の特性
「Youth Voice Labo」は、Global Shapers Community Okinawaが主催します。これは国際的な若者ネットワークで、その目的は、若者たちが社会問題に対して自らの意見を持ち、行動することを支援することです。また、地域の協力団体として、株式会社うむさんラボやInnovia、Earth High School、学習塾NEXTGENERATIONなどがあり、各団体が持つ特色を生かして、若者の主体性を引き出し、未来を共に創造する場を提供しています。
ここでの体験が、参加する若者たちの意識を変え、沖縄の未来に新たな風をもたらすことを期待しています。若者が政治に声を届け、自らの手で未来を創造するチャンスを逃さないようにしましょう。