ホテル日航つくば、環境配慮型歯ブラシ導入！リサイクルでサステナビリティ推進

茨城県つくば市にあるホテル日航つくばは、環境保護への意識を高め、持続可能な社会の実現を目指し、新たな取り組みを開始しました。2024年7月8日より、客室にリサイクルプラスチックで作られた歯ブラシを設置し、使用済みの歯ブラシを回収するリサイクル活動を開始したのです。

この取り組みは、アサヒユウアス株式会社が推進する「plaloopプロジェクト」に賛同したものです。plaloopプロジェクトは、プラスチック素材を資源として有効活用し、循環型社会の実現を目指す取り組みです。ホテル日航つくばでは、100%リサイクルプラスチック製の歯ブラシを導入することで、プラスチックごみの削減に貢献していきます。

回収された歯ブラシは、柄の部分をプラスチック素材としてリサイクルし、新たなリサイクルプラスチック製品の原料として活用されます。この取り組みは、単に廃棄物を減らすだけでなく、資源の有効活用を進め、循環型社会の構築に貢献する画期的な試みと言えるでしょう。

さらに、歯ブラシ回収作業の一部は地元の福祉作業所に委託することで、障がいを持つ方の就労機会創出にも貢献しています。地域社会との連携を強化することで、多様な社会課題解決にも積極的に取り組む姿勢がうかがえます。

ホテル日航つくばでは、本年5月から6月にかけて実証実験を実施しました。その結果、全設置数の約4割の歯ブラシを廃棄することなく資源化することに成功しました。宿泊客を対象にしたアンケート調査では、約9割がリサイクル活動に好意的であり、客室清掃を行うスタッフからも約9割が取り組みについて前向きな意見が寄せられました。

お客様に快適な滞在を提供するとともに、環境保護にも積極的に取り組む姿勢は、ホテル日航つくばの理念を表すものと言えるでしょう。今後も、地域社会との連携を深めながら、持続可能な社会の実現に向けて更なる取り組みを進めていく予定です。

アサヒユウアス株式会社について

アサヒユウアス株式会社は、アサヒグループが新たに設立したサステナビリティ事業を展開する会社です。同社は、リユース可能なタンブラーやマイボトルの販売、廃棄される食材を原料としたサステナブルクラフトビールの製造など、様々な取り組みを通じて環境保護に取り組んでいます。

また、イベントで使用されたプラスチックカップのアップサイクル企画をプロデュースするなど、社会課題解決に向けた活動を積極的に推進しています。

アサヒユウアス株式会社は、ステークホルダーとの共創を通じて、持続可能な商品やサービスを開発し、社会課題解決を目指しています。

ホテル日航つくばについて

ホテル日航つくばは、筑波山を望む、四季折々の自然を楽しめる国際都市「つくば」の中心に位置する洗練された次世代型ホテルです。ビジネスはもちろん、レジャーや観光の拠点としても最適なホテルです。

国際都市にふさわしく、多様な会議施設、婚礼施設、和・洋・中のレストラン施設を備えています。お客様に贅沢なひとときと忘れられない滞在を提供します。

ホテル日航つくばは、SDGsの活動に賛同し、「育てようSDGsの木」という取り組みを推進しています。地域社会、社員、お客様からのサポートを受けながら、持続可能な社会の実現に向けて、様々な取り組みを進めていきます。

環境問題への意識を高め、持続可能な未来へ

使い捨てプラスチック問題は、世界中で深刻化する問題です。ホテル日航つくばが導入したリサイクルプログラムは、環境問題に対する意識を高め、持続可能な社会の実現に向けた一歩と言えるでしょう。

今後も、企業や個人がそれぞれできることを実践することで、環境保護への意識を高め、より良い未来を創造していくことが大切です。