相鉄グループが2つのプロジェクトで受賞
相鉄グループが2024年10月16日、2024年度グッドデザイン賞を2件受賞したことが発表されました。この賞は、デザインを通じて暮らしや社会の質を向上させることを目的としています。国際的にも広く認知されている「Gマーク」は、この評価制度のシンボルです。
受賞した取り組み
1. 木造マンション「KNOCKSゆめが丘」
まず1つ目の受賞は、相鉄不動産が開発した木造マンション「KNOCKSゆめが丘」です。2024年5月に横浜市泉区に竣工予定で、相鉄不動産の初の木造マンションとなります。特筆すべきは、三井ホームの独自技術である「MOCXION」により、環境に優しいだけでなく、高い性能を兼ね備えていることです。具体的には、RC造と同等の遮音性、断熱性、耐震性を持ち、持続可能な建物を目指しています。
2. みなまきTRY STAND / 弥生台TRY BOX
2つ目の受賞は、相鉄ホールディングスと相鉄ビルマネジメントが運営する地域支援プロジェクト「みなまきTRY STAND」と「弥生台TRY BOX」です。これらの施設は地域住民が小商いを行ったり、作業場として活用できるスペースを提供しています。特に、「みなまきTRY STAND」は地域住民のお店やワークショップの場所として作られ、小さな商業者支援を促進しています。
審査員からの評価
審査員は、木造マンションが持つ環境面での優位性や住宅性能を高く評価しました。また、「事業が地域活性化に寄与することによって、個人の成長や新しい経験の場を提供する」ことが大きなポイントとして挙げられました。
相鉄グループの今後の展望
今回の受賞を受けて、相鉄グループは今後も沿線地域の活性化に取り組み、「選ばれる沿線」としてのブランドを確立することを目指しています。地域住民の生活の質を向上させ、コミュニティの醸成に寄与するプロジェクトをさらに広げていく予定です。
まとめ
相鉄グループの受賞は、地域に根ざした持続可能なデザインが評価された結果です。これからも、相鉄グループのような取り組みが全国に広がり、より多くの地域が活性化されることを期待しています。