NRIセキュア、CISAトレーニングの始まり
NRIセキュアテクノロジーズ株式会社は、情報システム監査に特化した国際資格「Certified Information Systems Auditor(CISA)」のトレーニングを日本語で提供することを発表しました。このサービスは2026年2月からの開始を予定しています。CISAは、情報システム監査やセキュリティ、ガバナンスに従事するプロフェッショナルに向けた国際的な資格です。
サイバーセキュリティの重要性
近年、サイバー攻撃はさまざまな形を取り、特にサプライチェーン攻撃が増加しています。このような状況下では、CISAやその後に提供予定の「Certified Information Security Manager(CISM)」、さらに「Advanced in AI Audit(AAIA)」といった資格が、企業のセキュリティ対策において重要な役割を果たすことが求められています。これらの資格は、自社だけでなく取引先に対する助言を行い、実効的なセキュリティ対策を促進することが可能です。
CISAトレーニングの概要
NRIセキュアでは、社内で多数の社員がCISA資格を取得しており、そのノウハウを活かして日本語でのトレーニングサービスを提供します。専任の講師陣は、ISACAから認定を受けた講師またはNRIセキュアの専門家が担当します。このトレーニングプログラムは、4日間のコースで構成され、初回は2026年2月に開催予定です。受講者は、CISA資格を取得するための確かな知識と技能を身につけることができます。
将来的な展望
さらに、2026年度にはCISMやAAIAのトレーニングも予定しており、これにより情報セキュリティとAIの両方に関する専門家を育成するための基盤が強化されます。特にAAIAについては、AI技術の進化に伴い、監査プロセスを効率化する知識やスキルを認定する重要な資格となるでしょう。
これにより、NRIセキュアは、情報システム監査における人的資本の拡充や、社会全体のセキュリティ対策の推進に貢献し、安全で信頼性のある情報システム環境の実現に向けて努力していきます。
詳しいお申し込み情報やトレーニングの詳細については、
NRIセキュアの公式ウェブサイトをご覧ください。また、CISMおよびAAIAの詳細も随時更新される予定です。
これからの情報セキュリティの未来を築く第一歩として、このトレーニングをぜひご検討ください。