川西市、中学生と意見交流
2024-07-04 20:02:04

次世代の意見を未来に繋ぐ! 川西市、中学生と意見交流会を開催

川西市、中学生と意見交換会を開催!次世代の意見を未来へ繋ぐ



兵庫県川西市では、未来を担う中学生の意見を尊重し、民主主義社会の担い手を育成するため、市内の中学校と特別支援学校で行う意見交流会がスタートしました。

この取り組みは、「こども基本法」の理念に基づき、生徒たちが学校や社会の一員としての当事者意識を持ち、積極的に意見を表明できる場を提供することを目的としています。

令和5年度は、教育大綱の策定に向けた意見交換会として初めて開催されました。令和6年度も引き続き開催され、市長や教育長、教育委員が生徒たちの意見に耳を傾け、今後の教育施策に反映させていく予定です。

生徒たちの熱意あふれる提案

7月27日、最初の開催地となった清和台中学校では、3年生約170人が参加しました。生徒たちは、日々の学校生活で抱えている課題や疑問を率直に市長や教育長にぶつけました。

「空気清浄機の設置」「路線バスの増便」「教科書等の電子化」など、多岐にわたる提案が飛び出しました。特に、「教科書等の電子化」については、生徒から「持ち運びが楽」「忘れ物が少なくなる」「環境にやさしい」といったメリットが挙げられました。一方、「機械が苦手な人もいる」といった課題も指摘されました。

市長と教育長の熱心な意見交換

市長は、生徒たちの意見に丁寧に耳を傾け、「みんなで機械の使い方のマニュアルを作るだけでなく、お互いに知っていることを共有しながら更新し続けてほしい。そのプロセスを通して学んでほしい。」と語りかけました。

教育長は、「花粉症で授業を受けるのが難しい生徒の人数が何人いて、このような効果があるというエビデンス(根拠)を踏まえて考える必要がある。また、様々なテーマが考えられる中、なぜこのテーマになったのか。」と生徒たちに質問を投げかけました。

生徒たちは、「コロナ禍を経験した私たちは、感染症のリスク軽減にもつながるなど、他のメリットも含めて考えた上で提案した。」と、しっかりと考えた上で提案していることをアピールしました。

意見交流会は今後も継続

今回の意見交流会では、生徒たちの積極的な姿勢と、市長や教育長の熱心な姿勢が印象的でした。生徒たちの意見は、今後の教育施策の検討に活かされ、より良い学校環境づくりに繋がるものと期待されています。

今後の意見交流会の日程は以下の通りです。

7月4日(木)午前10時45分 ~ 正午:川西南中学校
9月20日(金)午前10時5分 ~ 11時15分:川西養護学校
9月26日(木)午前9時50分 ~ 11時:明峰中学校
10月9日(水)午前11時10分 ~ 午後0時20分:東谷中学校
10月11日(金)午後2時 ~ 3時10分:川西中学校
10月18日(金)午後1時30分 ~ 2時40分:多田中学校
* 11月28日(木)午後1時20分 ~ 2時30分:緑台中学校

※ 時間帯は若干変更になる可能性があります。

川西市では、今後も生徒たちの意見を尊重し、未来を担う次世代の育成に力を入れていくとのことです。


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