自治体業務におけるAIエージェントの導入実証が始動
自治体業務におけるAIエージェントの実証開始
株式会社チェンジホールディングス(東京都港区)は、自治体の人手不足という深刻な課題に対処するため、栃木県那須塩原市と奈良県三宅町の2つの自治体と連携し、AIエージェントの導入実証を開始しました。この取り組みでは、業務の「導入」と「実装」に重点を置き、効果的なAI活用によって自治体職員が本来の業務により集中できる環境を整えます。
背景
日本の地方自治体は、職員の採用が難しくなっている一方で、社会保障や防災、子育て支援などの業務は増加しています。日本総合研究所によると、2045年には全国平均で職員不足が約8割に達し、小規模町村では約6割から7割に落ち込むと予測されています。これに対処するため、生成AIの導入が進められていますが、実際の導入状況には地域によって差が見られます。
実証の目的
今回のAIエージェントは、従来の質問応答型AIから進化し、目標を受け取ると自動的に手順を構築し、最後まで進めることができます。職員の業務には、調査や照合、まとめ、下書きなどのプロセスが含まれますが、これまで多くの時間が奪われてきた部分です。この負担をAIが軽減することで、職員は住民との対話や重要な業務にもっと集中できるようになります。
重点検証項目
この実証では、次の3つの項目に重点を置いて検証を行います。まず、AIに任せる業務と職員が行う業務の明確な分離をし、自治体ごとの特性に応じた業務改善を図ります。また、AI運用の安全性や制約も明確にし、その中でどれだけ効果が出るかを測定していきます。作業環境の制約や運用方法を検討し、実際にどれほど効率化が進むかをPDCAサイクルで確認します。
実施体制
本プロジェクトは、株式会社チェンジホールディングスが全体のコーディネートと実証設計を担当し、クラウドエース株式会社がGoogle Cloudを活用した実装を行います。自治体は、実証業務の選定やフィードバックの提供に協力します。これにより、実証結果を基に他の自治体への展開も視野に入れた知見を得る事を目指します。
今後の展開
この取り組みを通じて、自治体向けAIエージェントサービスの標準化を実現し、職員の業務を代替するのではなく、付加価値の高い業務へトランスフォーメーションを促進することが目的です。今後、得られた成果や知見を他自治体でも活用可能な形にまとめ、公共サービスの質の向上を推進していく計画です。
もちろん、公共サービスの質を維持しつつ、地方経済を活性化させるという大きな目標のもと、当社は各自治体と共に「地域経済も視野に入れた公共DX」を推進していきます。これにより、住民がより良い公共サービスを受けられる環境を整備し、持続可能な行政サービスの未来を築くことが期待されます。
会社情報
- 会社名
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株式会社チェンジホールディングス
- 住所
- 東京都港区虎ノ門三丁目17番1号TOKYU REIT 虎ノ門ビル6階
- 電話番号
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03-6435-7340