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3D Systems、産業用3Dプリンターの利便性を向上させる新型EXT 800 Titan Pelletを発表

3D Systems (NYSE:DDD)は、産業用ペレット押出システムの最新モデルEXT 800 Titan Pelletを発表しました。この新型モデルは、従来のフィラメントシステムと比較して、最大10倍のプリント速度を実現し、材料コストを10分の1に削減します。

EXT 800 Titan Pelletは、従来のEXT Titan Pelletシステム (EXT 1070 Titan Pelletおよび EXT 1270 Titan Pellet) の機能を継承しながら、コンパクトなサイズを実現しました。800 x 600 x 800 mmの造形サイズに対応し、初期投資を抑えながら、高速で信頼性の高い製造プロセスを提供します。

この新製品により、メーカーは、機能プロトタイプ、金型、固定具、砂型鋳造パターン、熱成形モールド、最終用途部品など、幅広い用途に対応できるようになります。また、EXT 800 Titan Pelletは、鋳造、航空宇宙-防衛、熱成形、人工装具や靴、研究など、さまざまな市場でのニーズに対応できるよう設計されています。

3D SystemsのTitan担当副社長であるRahul Kasat氏は、「業界をリードする当社のペレット押出システム製品ラインナップに EXT 800 Titan Pellet が加わったことにより、この技術をより多くのメーカーの皆様に提供し、各メーカーの製品とイノベーションを強固なものにできます」と述べています。

EXT 800 Titan Pelletは、単一の押出ツールヘッドと洗練された工業デザインにより、オフィス、研究所、大学、大規模工場など、幅広い製造環境に最適です。コンパクトなフレームにより、標準的な両開きドアを通過でき、搬入や設置が容易です。また、大型のフロントタッチスクリーンを搭載し、直感的な操作を実現しています。

EXT 800 Titan Pelletは、産業用CNCコントローラ、精度の高い部品を実現する加熱ベッドとチャンバ、3D Systemsの実証済みペレット押出ハードウェアおよび材料などの機能を備えています。これにより、従来のフィラメントプリントの最大10倍のプリント速度を実現し、材料コストを10分の1に削減することが可能です。さらに、ベッドとチャンバを加熱することで、ABS、PC、ナイロン、PEI、PEKKなどの高耐熱性エンジニアリング材料や、フィラメントベースの機械ではプリントできない高柔軟性のTPEやTPUを使用できます。

EXT 800 Titan Pelletは、現在注文受付中です。プリンタの初回納品は、2024 年の第 3 四半期を予定しております。詳細については、3D Systemsのウェブサイトをご覧ください。

3D Systemsが目指すもの

3D Systemsは、EXT 800 Titan Pelletの発表を通じて、より多くのメーカーが3Dプリンティング技術を活用し、イノベーションを加速させることを目指しています。高性能でコスト効率の高いペレット押出システムを提供することで、メーカーは、従来の製造プロセスでは実現できなかった製品やサービスを開発し、市場競争力を強化することができます。

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