リハビリ施設オープン
2025-10-09 10:04:03
岐阜県に防災機能を備えたリハビリ施設が新たにオープン
岐阜県に新たな高齢者支援施設が開設
岐阜県羽島市に本社を置く株式会社アートジャパンナガヤ設計が、高齢者の自立支援を目指した新しいデイサービス施設「うららびより鵜沼」を、2025年11月3日にオープンします。この施設は、東海地方初となる歩行訓練に特化したリハビリ施設で、高齢者が自力で生活するためのサポートを行います。オープンに先立ち、10月18日と19日の2日間、内覧会も開催されます。
歩行訓練特化型の新施設
「うららびより鵜沼」は、自立支援を身体面と生活スタイルの両方から促進します。ただ高齢者をお世話するのではなく、介護からの卒業を目指すアプローチです。中部学院大学との共同研究に基づき、特別に訓練を受けたリハビリ専門の介護士が常駐し、最新のリハビリマシンと個別プログラムを提供します。利用者は「もう一度、自分の足で歩きたい」という意志を持つ方々で、その想いをひたすらサポートし、要介護状態からの脱却を目指します。
防災への意識とサポート
この施設を設立した背景には、災害時に自力で逃げられない高齢者の問題があります。東京や能登半島を含む地震など、自然災害が多発する中、高齢者が足腰を痛めていては、本当の意味での防災は難しいという考えがありました。食料備蓄だけでは不十分で、移動能力を維持することが極めて重要です。この理念から「うららびより鵜沼」が誕生しました。
さらに、企業の強みを生かして、利用者の防災備蓄を支援します。家庭でのローリングストックが難しい場合でも、施設を利用しながら楽しく身に着けられるように工夫されています。また、防災士が監修した防災講習も定期的に行われ、地域全体の防災力向上にも寄与しています。
「まもるんパン」での工夫
高齢者が卒業後も在宅生活を安全に送れるよう、毎月自社製造の缶詰パン「まもるんパン」を配布します。これによって、自然にローリングストックが形成され、賞味期限が近いパンは防災クッキングイベントで活用される仕組みです。このイベントでは、アレンジレシピを学びながら「備える→食べる→買い足す」というサイクルを楽しく習慣化していきます。
内覧会の詳細
内覧会では、施設見学のほか、最新リハビリマシンの体験、試食コーナーとして「まもるんパン」を用意します。また、オリジナルラベルの「まもるんパン」の販売もあり、来場特典としてフレンチトーストがプレゼントされます。さらに、今尾昌子さんによる弾き語りコンサートも予定されていますので、訪問する価値があります。
明日からのスタートに向けて、健康と災害への備えを両立する場所が岐阜に誕生します。興味がある方は、ぜひ内覧会に足を運んでみてください。
会社情報
- 会社名
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株式会社アートジャパンナガヤ設計
- 住所
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