2026年尖閣諸島開拓の日写真展が東京で開催！130年の歴史を振り返る

2026年尖閣諸島開拓の日写真展が開催

2026年1月14日から20日まで、東京都台東区の佐竹トライアングルスペースTRIGONで「2026年尖閣諸島開拓の日写真展」が開催されます。この展示会は、130年の歴史を持つ尖閣諸島を守り育ててきた民間人たちのストーリーをクローズアップし、その重要性を広く伝えることが目的です。

この展示会は、LOHAS JAPAN株式会社が運営し、代表取締役の下沖和幸氏が関わっています。彼は約18年前に故栗原弘行氏の秘書となり、栗原家が尖閣諸島の地主としての歴史を知ることとなり、それが開催の契機となりました。

展示内容には、著名な写真家山本皓一氏と報道カメラマン宮嶋茂樹氏の貴重な写真が展示される予定です。彼らの作品は、国境離島の美しさと、そこに息づく人々の情熱を伝えるものです。

開催背景

私たちの国境離島である尖閣諸島は、130年以上もの歴史の中で多くの人々によって守られてきました。その中で、栗原家は特に重要な役割を果たしています。栗原家の三男である弘行氏は、尖閣諸島に多くの想いを寄せていた故人であり、その想いは母である佐代子さんの詩にも表れています。「日の夲の遠くそびゆる魚釣島永久に変らじ古賀の花道佐代子」という詩からも、彼女の島に対する深い愛情が伺えます。

また、古賀辰四郎氏の初入植から始まった経済活動ですが、自然現象により古賀村は壊滅。その後、古賀家から栗原家に受け継がれていくことになります。この歴史的なバトンを風化させないために、今回の写真展が企画されました。

展示の見どころ

この写真展では、訪問者が尖閣諸島の美しさとその背後にある歴史を体感できます。山本氏と宮嶋氏の撮影した作品は、当時の生活や風景、そして人々の情熱を切り取ったものです。特に、尖閣諸島の自然の美しさや、そこに根付く文化・風習を感じられる貴重な作品ばかりです。

また、2021年に実施された国有化に伴う背景や、栗原家の現在の活動についても紹介されます。このような歴史的な観点からの理解が得られる機会は貴重です。