東京ビジネス・アカデミーが本わさびのグローバルマーケティングに挑戦！

東京ビジネス・アカデミーが挑む本わさびの国際展開

東京ビジネス・アカデミー（TBA）は、国内外で評価される本わさびを活用し、グローバルな販路拡大を目指すプロジェクトを立ち上げました。今回、食のビジネス専門商社である株式会社ヴォークス・トレーディングとの連携により、共同で行ったこの取り組みは、2年生の学生たちが実践的に学ぶ貴重な機会となっています。

食の専門商社と学生の連携

ヴォークス・トレーディングは、清らかな湧水と冷涼な気候で育つ本わさびを中心に、国内外に安全で高品質な食材を提供しています。この企業との産学連携を通じて、学生たちは国際ビジネスの実際を学び、現地市場のニーズに応じた提案を行うことが求められました。

実地学習から得た知見

プロジェクトの一環として、学生たちは企業を訪問し、実際に本わさびの製品を体験しました。多くの学生が本わさびの香りと風味に驚き、その特性を理解することで、自国の食文化にどのようにマッチさせるかを考えるようになりました。特に、わさびの用途の広さや、加工品としての可能性を学んでいく中で、市場へのアプローチ方法を検討しました。

多国籍チームの活躍

各グループは日本、フィリピン、中国、ベトナムなどさまざまな国からの学生で構成され、各国の市場特性に合ったマーケティング戦略を発表しました。特に注目されたのが、現在の料理トレンドを反映させた「本わさびを使った麻辣料理」や、自然由来のスキンケア需要に対応した「わさびフェイスパック」の提案です。これにより、現地の消費者の嗜好を最大限に取り入れたアプローチがなされました。

大型学園祭への出店計画

今後、このプロジェクトでは、2025年に開催される「TOKYOクロスオーバー・サミット」への出店を目指しています。このイベントでは、本わさびを使用したオリジナルのハンバーガーを販売することが計画されています。学生たちが試作から販売戦略までを担うこの取り組みは、彼らの学びをさらに深めるものになるでしょう。

学生たちの成長と期待

講師陣も今回の授業を通じて、学生が実社会で学んだ知識をいかに活用するかを直感的に理解していることを評価しています。日本語でスムーズに発表する留学生の姿は、多文化理解とチームワークを育むうえでの成功の証です。また、食文化を通じた交流は、学生たちの視野を広げ、将来のビジネスでの成功に向けた準備となるでしょう。

まとめ

東京ビジネス・アカデミーの本わさびを用いたマーケティング戦略提案は、学生たちの国際的な視点を養い、多様な文化が融合する中で生まれる創造的なアイデアを引き出す過程でもあります。食の専門商社との密な連携により、実践的な学びを得られるこのプロジェクトは、講義では得られない貴重な体験となっています。今後の展開が非常に楽しみです。