訪日外国人を迎えるための新制度「インバウンドおもてなし認定」始動!
日本を訪れる外国人旅行者の受け入れ環境が、さらに整備されることになりました。国土交通省によると、最近実施された「訪日外国人旅行者の受入環境整備に関するアンケート」では、訪日旅行中に感じる不便さとして「多言語表示の不足」や「公共交通の利用に関する問題」が多く指摘されました。これらの課題を解決することで、観光業界の評価が向上し、リピーターや新たな顧客の獲得につながることが期待されています。
インバウンドに優しいおもてなし認定制度とは?
新たに始まる「インバウンドに優しいおもてなし認定制度」は、訪日外国人を受け入れるための基準を設けた制度です。この制度では、「多言語」「案内」「飲食」「健康・安全」「意識向上」「設備」の6つの分野にわたる20項目の認定基準が設定されており、観光事業者自らがその取り組みの度合いを測り、受け入れ態勢の向上を目指します。
特に、外国人客へのサービスを提供したいと考えているものの、「コミュニケーションに不安がある」や「どのような準備が必要か分からない」といった理由から、受入れに消極的な事業者には、ぜひこの認定制度を活用してもらいたいと考えています。知識やノウハウを得ることで、インバウンド対策をきちんと行えるようサポートします。
認定基準と申請方法
この認定制度の判定は、申請した施設が実施している業務に該当する項目を基に行われますので、必ずしも20項目全てが対象となるわけではありません。認定を受けるためには、70%以上の基準を満たす必要がありますが、もし基準に達しなかった場合には、改善案が提示され、さらなる向上を図ることが可能となります。
現在、宿泊施設や飲食店に加え、運輸業、小売業、旅行業、観光協会・DMO、その他のサービス業といった多岐にわたる業態が認定の対象となっています。観光業に従事する皆さんにとって、これは自社のファシリティを見直し、国際的に競争力を持つビジネスを構築する良い機会です。
申請は簡単!
認定制度への申請は、オンラインで簡単に行うことができます。詳細については、以下の申請フォームを確認してください。自社の受け入れ態勢を見直す大きなチャンスです!
申請フォームはこちら
また、さらなる情報は「インバウンド推進協議会OITA」の公式ホームページでも確認できます。これからの旅行業界にいかに貢献できるか、皆さんの積極的な参加をお待ちしています。
インバウンド推進協議会OITA ホームページ
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