ネクスウェイ、FAX受信サービス『FNX e-受信FAXサービス』と日鉄日立システムソリューションズの『DocYou』を連携し、電子帳簿保存法に対応

株式会社ネクスウェイは、FAX受信サービス『FNX e-受信FAXサービス』で受信する帳票を電子データ化し、受発注業務の効率化と電子帳簿保存法（電帳法）対応を実現するため、日鉄日立システムソリューションズ株式会社が提供する企業間取引プラットフォーム『DocYou』との連携を発表しました。

この連携により、FAXで受信した注文書や納品書などの帳票は『FNX e-受信FAXサービス』で仕分けおよび電子データ化され、『DocYou』へ連携されます。さらに、『DocYou』上に登録済みの請求書や契約書のデータと統合することで、電帳法が定義する「電子取引の保存要件」を満たした状態での保存および管理が可能になります。

この連携の背景には、製造業や卸売業などにおいて、複数の取引先との間で大量の帳票データのやり取りが発生し、いまだ多くの企業でFAX利用の商取引が継続されている現状があります。そのため、FAX、メールなど複数のチャネルでやり取りされる受発注データを一元管理することが企業の課題となっています。

ネクスウェイは、FAXで受け取った帳票を電子データ化し、電子取引プラットフォームへシームレスに連携することを目指し、『DocYou』との連携を実現しました。これにより、複数企業でまたがる多様な取引書類を1つのプラットフォームで相互連携することが可能になります。

本連携のメリットは、受発注業務の効率化、帳票業務のペーパーレス化、電帳法に対応した帳票の一元管理など、企業にとって様々なメリットをもたらします。

受発注データの仕分け・確認・入力作業のデジタル化、および基幹システムへのシームレスな連携により、煩雑な帳票管理の業務効率化が実現します。また、全ての帳票をWeb発行で完結させることができるため、ペーパーレス化が可能になります。さらに、FAX、メールなど複数のチャネルでやりとりされる帳票を、『DocYou』のドキュメント管理機能により保管および検索することが可能となり、電帳法の「電子取引の保存要件」にも対応します。

ネクスウェイと日鉄日立システムソリューションズは、2024年12月13日に「『FNX e-受信FAXサービス』と『DocYou』の連携で、煩雑な帳票管理の課題を解決！」というテーマでオンラインセミナーを開催します。本セミナーでは、ペーパーレス化、業務効率化のユースケースが紹介される予定です。

日鉄日立システムソリューションズの『DocYou』は、複数企業にまたがる多様な取引書類を1つのプラットフォームで相互連携するクラウドサービスです。電子契約をはじめ、電子取引・書類配信・ドキュメント管理など、企業間取引のさまざまな書類業務をサポートします。各企業が保有する基幹システムと連携することで、部門レベルからエンタープライズレベルまで幅広い業務のDXを推進します。

ネクスウェイの『FNX e-受信FAXサービス』は、受信したFAXの仕分け・閲覧・検索・編集・返信が可能になるサービスです。専用のアダプタをFAX回線に取り付けるだけで、基幹システムへの改修は不要で、現在のFAX番号を変更することなく、受信したFAXの仕分け作業や、FAXの送受信および返信がWeb上で完結できます。これにより、FAX業務による自席からの移動をなくし、用紙の紛失や保管場所確保の問題解決をはじめ、FAXの電子化と業務効率化を実現します。