東京都が「東京金融賞」を創設、金融サービスへの都民の声を募集

東京都が新たに「東京金融賞」を創設

東京都は2017年11月、国際金融都市としての地位を確立するための施策を発表し、その一環として「東京金融賞」を創設しました。この賞は、都民のニーズに応える金融商品やサービスの開発を促進することを目的としています。また、ESG投資の普及を意図した別の部門も設けられています。

東京金融賞の概要

「東京金融賞」は主に2つの部門から成り立っています。1つめは「都民ニーズ解決部門」で、日常生活における金融サービスに対する都民の不満や要望をもとに、解決策を国内外の金融事業者から募集します。この部門では、特に優れた解決策を提案した金融事業者に対し、賞金が授与されます。1位には1,000万円、2位には500万円、3位には300万円の賞金が贈られます。

2つめの「ESG投資部門」では、都民の関心を反映したESG基準に基づく投資を行っている金融事業者を募集します。ESGとは、環境（Environment）、社会（Social）、ガバナンス（Governance）の頭文字を取ったもので、この部門は社会的責任を持った投資の推進を目的としています。

都民からの応募方法

この金融賞に応募するためには、東京都内に住んでいる、または通勤・通学している満18歳以上の方が対象です。応募はウェブサイト上の「お申込みフォーム」から行うことができます。東京都は、都民の皆さんから寄せられた金融に関するお声をもとに、テーマを設定し、解決策を求めていく方針です。

また、応募者の中から選ばれた方には特典もあります。東京金融賞の表彰式に出席を希望された場合、抽選で約50名が招待されるという嬉しいサプライズも用意されています。招待された方には、正式に招待状が送付される予定です。

まとめ

「東京金融賞」は、金融サービスへの都民の声を重視し、ニーズを的確に把握することを目的としてます。この取り組みは、都民の生活に寄与するだけでなく、国際金融都市・東京の地位を一層強化することに繋がるでしょう。興味のある方はぜひ、公式ホームページを訪れて、応募してみてはいかがでしょうか。

詳しい情報や応募方法については、以下のリンクをぜひご覧ください。

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