移動可能な避暑室「クールシェルター®魁」予約販売開始
近年、日本では猛暑が続き、熱中症による死亡事故が増えています。こうした中、兵庫県尼崎市に本社を置く株式会社リード技建が、熱中症対策に特化した移動式の避暑室「クールシェルター®魁」の予約販売を2026年4月22日から開始することが発表されました。これは、2025年に施行される改正労働安全衛生規則に基づくもので、職場における熱中症対策が義務化されることからも、注目を集めています。
クールシェルター®魁の特徴
この「クールシェルター®魁」には、いくつかの先進的な特徴があります。
- - EMW遮熱シート®を使用しており、外部の熱を97%以上遮断できる構造を持っています。
- - 透明ビニールカーテンによる特殊遮熱加工により、さらなる熱の侵入を防ぎます。
- - 高効率の省エネ型エアコンが取り付けられており、厳しい暑さや冬場の寒さにもしっかり対応。
- - 入退室が容易なのれん式の出入口を採用。
この避暑室は、組み立て式でどこでも設置可能で、キャスター付きなので移動もスムーズです。
古川社長の強い想い
リード技建の社長である古川恵久氏は、1人でも熱中症で命を落とす人を減らしたいという情熱からこの製品を発案しました。近年の気候変動が原因で、熱中症が引き起こす悲劇を防ぐことが、彼の目指す社会貢献としています。「クールシェルター®魁」を普及させることで、暑さから人間の命を守るインフラとして位置づけたいと語っています。
熱中症対策としての重要性
2025年6月1日から施行される新しい労働安全衛生規則では、特に気温が高い環境での作業が求められる際、熱中症対策が義務化されます。この環境において作業を行う場合、適切な冷却手段が求められ、違反すれば罰金の対象となります。それに伴い、「クールシェルター®魁」は労働環境を著しく改善することが期待されています。
幅広い用途
この移動式のブースは、工場内の休憩所や高温の作業環境の周辺、建設工事現場、物流センター、さらには運動会や屋外イベントなどでも利用可能です。災害時の避難場所としても機能し、幅広く活用されることが期待されています。
商品仕様と価格
「クールシェルター®魁」は、約2m×1.5m×2.2mのサイズで、約3㎡の広さがあり、最大で大人4名が利用できる設計です。希望電源はAC100ボルトのエアコン専用となっています。
- - 「クールシェルター®魁Smart」:270万円(税抜)
- - 「クールシェルター®魁Grand」:320万円(税抜)
競合他社との差別化
この製品の強みは、当社独自のEMW遮熱シート®にあります。このシートは、他の一般的なシートよりも高純度で、反射率が高いため、より効果的な暑さ対策が可能です。すでに大手企業への導入実績もあり、その性能が評価されています。
今後の展開
リード技建は、2026年度には年間販売台数100台、2027年度には200台の販売を目指し、国内外への展開を考えています。また、中小企業の労働環境改善に貢献し、熱中症による死亡を1人でも減らすことを目指します。
開発の背景
古川社長は、工場全体への遮熱施工が難しい現実に直面し、特定のポイントを冷やすための解決策が求められていることを感知しました。このニーズから生まれた「クールシェルター®魁」は、その名の通り、新しい社会インフラとして熱中症対策の先駆けとなることを目指しています。リード技建の持つ遮熱技術を駆使することで、多くの人々の健康と命を守る希少な製品として位置づけられるでしょう。