ジチタイアド、気象庁HP広告運用事業を支援
株式会社ジチタイアド(福岡県福岡市)が2022年度の気象庁ホームページ(以下「気象庁HP」)広告運用事業の公募に成功しました。昨年の広告運用に引き続き、今回も同社が運用を手がけることとなります。この取り組みは、自治体の財源確保とコスト削減を目指すジチタイアドの使命に合致しています。
背景と経緯
ジチタイアドは、2021年12月にホープグループから分社化し、自治体向けの広告サービスを本格的に開始しました。主なサービスとして、SMART RESOURCEサービスとSMART CREATIONサービスの二つがあります。
- - SMART RESOURCEサービス:自治体の広報紙や公式HPなどの広告枠を提供し、広告販売を通じて自治体の自主財源確保を支援します。
- - SMART CREATIONサービス:専門的な情報を冊子にして、協賛広告を載せることで経費削減を図ります。
これらを通じ、ジチタイアドは創業以来約89.8億円の財源を確保する成果を上げています。特に、気象庁HPにおける広告運用事業は、防災への意識が高まる中で、市民の情報源としての重要性が増しています。
広告運用事業の概要
気象庁HPにおける広告運用は2020年から始まり、広告収益を自治体の運営資金に役立てることを目的としています。ジチタイアドは、独自に開発した広告配信システムを用いて、信頼性の高い広告配信を行っています。具体的には、気象庁専用のDSP(Demand Side Platform)を設置し、審査済みの広告のみを配信する仕組みを採用しています。
ジチタイアドは、過去の運用経験を活かし、より迅速な審査体制や多様な広告表現を可能にすることで、広告主にとっての利便性も高めています。
今後の展望
ジチタイアドは、気象庁HPにおける広告運用のさらなる改良を進めるとともに、他の自治体への広告配信システムの導入を提案し、全国的な財源確保に貢献することを目指しています。今後、ホープグループの連結業績にも影響を与える可能性があるため、業績予想の修正が必要になった際には、速やかに情報を提供します。
企業のアプローチ
- - ジチタイアド:自治体に特化した広告事業を展開し、地域の財源確保を図ることを主な目的としています。
- - 株式会社ジーニー:広告配信システムを提供する企業として、ジチタイアドと連携して技術開発を行っています。
お問い合わせ
本件に関するお問い合わせは、ジチタイアドまたはホープの広報担当までご連絡ください。今回の広告運用事業は、自治体の財源確保と情報提供の効率化に寄与し、より良い住民サービスの向上を目指します。