エクイニクスとFlo Energyがシンガポールの持続可能なデジタル社会を加速
エクイニクスとFlo Energyがシンガポールで再生可能エネルギー拡充に向けたPPA締結
2023年8月18日、エクイニクス(Nasdaq:EQIX)はシンガポールのFlo Energy Singaporeと新しい電力購入契約(PPA)を締結しました。この契約は過去2年で4件目となるPPAであり、シンガポールが目指す「グリーンプラン2030」の実現に向けたエクイニクスの取り組みをさらに推進します。
Flo Energyはシンガポール最大の独立系電力事業者であり、今回の契約により同社はシンガポール国内の商業用および産業用施設の屋上に設置された太陽光発電設備から、少なくとも11.5MWpの再生可能エネルギーを提供します。この契約には、将来的に供給容量を最大で50MWpに拡張できるオプションも含まれています。
この新たな契約によって、エクイニクスは2028年までに315MWpの再生可能エネルギーポートフォリオに拡充し、シンガポールにおける主なコロケーション事業者としての地位を強化する見込みです。年間約250,000MWhの発電が見込まれており、これはおおよそ60,000台の電気自動車が年間に必要とする電力量に相当します。
シンガポールのデジタルインフラへの期待
エクイニクスシンガポールのマネージングディレクターであるイー・メイ・リョン氏は、シンガポールが信頼されるデジタルハブとしてその地位を維持・強化するためには、持続可能で、未来を見据えたデジタルインフラの確保が不可欠であると述べています。また、4件目のPPAはシンガポールの官民連携の成果を示す重要なマイルストーンであるとも強調しています。このように、エクイニクスはシンガポールのデジタルハブとしての地位を支えるだけでなく、同国のサステナビリティ目標の達成に対する責任を果たしていく考えです。
今回の契約は、Floがメインの一部を担うことによって、シンガポールにおけるエクイニクスの再生可能エネルギー調達戦略を強化することを目的としています。これは、SolarNova 7やシンガポールの貿易産業省が推進するプロジェクトと連携し、地域内の再生可能エネルギー拡充に貢献するものです。土地が限られるシンガポールにおいて、より多様で強固なエネルギー調達基盤を築くことが期待されています。
拡大するシンガポールのデータセンター市場
451 Researchのシニアリサーチアナリスト、スン・チェン・カン氏は、エクイニクスの新たな契約がシンガポールのデータセンター業界において重要な役割を果たすことを指摘しています。エネルギーの確保とサステナビリティの確立は、データセンターの事業者にとって今後の成長に欠かせない要素となっています。特に、複数のステークホルダーが一丸となって取り組むことが重要であり、エクイニクスのモデルは多様なエコシステムを育むものと期待されています。
Flo EnergyのCEOであるマタイス・ヒヘラール氏は、「シンガポールのような国土が限られた地域でも、企業が再生可能エネルギーを積極的に活用できるアプローチが必要です」と述べており、今回の契約がその一環であると強調しています。彼は、屋上太陽光プロジェクトを通じて、土地の制約がある中でも企業に再生可能エネルギーの利用を促進できる新たな方法を提供することの重要性を示しています。
エクイニクスの持続可能性への取り組み
エクイニクスはFloが新たに展開した「データセンターソリューション」の最初の採用企業でもあります。このソリューションは、固定価格契約や再生可能エネルギー証書マッチングなど多様な方法で企業の電力コスト管理をサポートするものです。また、エクイニクスはシンガポールのエネルギーレジリエンスを高めるために、900万シンガポールドルを超える資金提供プログラムを発表し、地熱エネルギーや小型モジュール炉の研究にも投資しています。
エクイニクスはシンガポール経営大学との共同プログラムにも投資しており、これにより次世代エネルギー技術の開発を加速する取り組みが進められています。今後、このようなエクイニクスの取り組みは、シンガポール内での再生可能エネルギーの促進のみならず、持続可能なデジタル社会を実現するための重要な要素となるでしょう。
以上のように、エクイニクスとFlo Energyの協力はシンガポールにおける再生可能エネルギーの利用拡大のみならず、国内のデジタルインフラの持続的な成長を加速する大きな一歩となっています。
会社情報
- 会社名
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エクイニクス・ジャパン株式会社
- 住所
- 東京都港区赤坂9丁目7番2号 ミッドタウンイースト 8F
- 電話番号
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