Nishikigoi NFT始動!
2023-08-09 10:25:50
限界集落「山古志」が展開するNishikigoi NFTプロジェクトの成果と未来
限界集落「山古志」とNishikigoi NFTの新たな挑戦
新潟県の中山間地域に位置する山古志は、かつての中越地震による大きな被害や過疎化による危機に直面しています。地元の試みとして、錦鯉を題材にしたNishikigoi NFTプロジェクトが立ち上がり、地域の存続と活性化を目指しています。2023年8月、Nishikigoi NFTの第3弾セールが開始され、デジタルアートを通じて新たな関係人口の創出を図ります。
Nishikigoi NFTとその販売詳細
今回のセールでは、アーティストによる三つのNFTアートが販売されます。作品は「鯉と四季」(ykxotkx)、「Colored Carp Ver.2.0」(Okazz)、「Generative patterns "NISHIKIGOI" Ver.2」(raf)というタイトルで、それぞれ個性的な魅力を持っています。販売日は、Nishikigoi NFTの所有者には8月16日から、一般販売は8月24日から開始されます。価格は所有者が0.01 ETH、予約者が0.025 ETH、一般が0.03 ETHです。NFTはEthereumブロックチェーンを使用し、販売数は最大1万個のうち7530個が提供される予定です。
山古志の現状とNFTプロジェクトの意味
山古志は、過去の中越地震が引き金となって人口が大きく減少し、現在では800人未満の住民が残されています。厳しい自然環境と共存しながら、「錦鯉」のふるさととして全国にその名が知られていますが、地域の活動は限界を迎えつつあります。そこで、Nishikigoi NFTプロジェクトは、地域創生の新たな形として立ち上がりました。このNFTは、単なるデジタルアートではなく、地域の「デジタル住民票」としての役割も担っています。
デジタル村民の概念
Nishikigoi NFTプロジェクトは、地域のアイデンティティを保持しつつ、デジタル空間の関係人口の拡大を目指しています。そのために、「デジタル村民」という概念を策定し、NFTの流通を促進させています。アーティストたちの創作したデジタルアートを通じて、地域の魅力を世界に発信し、多くの人々とのつながりを生むことが期待されています。
新たな自治圏の形成へ
Nishikigoi NFTは、山古志デジタル村民の数を現在の1000人から1万人へと増やすことを計画しています。これにより、800人の住民と10,000人のデジタル住民の共同体を形成し、地域を維持する新しい力を育む狙いがあります。ローカルDAOとして機能するこの新しい形態のコミュニティは、地域の資源をデジタル化し、外部からの資金やサポートを得ることができます。
Local DAOとしての未来
このプロジェクトは、Nishikigoi NFTを通じて世界中に広がり、全く新しい形のLocal DAOを生み出すことを目指しています。デジタル村民が関与することで、自律的に運営されるこのDAOは、地域文化の保護と持続可能な未来を提供する手段となります。既に国内外からの関心が高まっており、さらに多くのLocal DAO設立が期待されています。
最後に
Nishikigoi NFTプロジェクトと山古志の取り組みは、地域の活性化を促進するだけでなく、新しいデジタル社会における地域のあり方を再定義しています。今後も最新情報は公式TwitterやDiscordにて発信されるので、多くの人が参加し、共にこの挑戦を見守っていくことが求められます。地域の未来と、デジタルアートの新たな側面に注目が集まる中、山古志のストーリーはしっかりと世の中に伝わり続けるでしょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社クリプトヴィレッジ
- 住所
- 新潟県長岡市山古志虫亀3327
- 電話番号
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