プルーフポイント、AI調査機能を強化
2026年9月10日、サニーベール(カリフォルニア州)で、プルーフポイントはMicrosoft 365に新たなAI調査機能を追加したと発表しました。この新機能は、セキュリティ、コンプライアンス、法務の各チームが、内部リスクに関わる人とAIの活動や意図を調査できるよう支援します。具体的には、Proofpoint Prism InvestigatorとHuman Communications Intelligence(HCI)エージェントを活用し、内部リスク調査を迅速化します。
AIとのやり取りが内部リスク調査の一部に
今回の機能追加により、AIの活用が進む中で重要となる、AIとのやり取りに対する監視が強化されます。生成AIやAIエージェントが日常業務に浸透する中、潜在的な内部リスクは従業員の行動だけでなく、AIとのやり取りにも関連しています。プルーフポイントのHuman Communications Intelligenceは、こうしたAIとのコミュニケーションを内部リスク調査の対象に含め、組織がより深くリスクを理解できるようにします。
特に、AIとのやり取りを取得することにより、データが意図せず外部に漏洩する可能性を把握しやすくなります。また、ユーザーの行動パターンから、通常の利用かポリシー違反かを見極める手助けとなります。
Microsoft 365との統合
Proofpoint Prism Investigatorは、メールやTeams、各種ファイルを対象に、事前のアーカイブを必要とせずに調査を行うことを可能にします。これにより、手作業でのデータエクスポートや分析の準備時間が短縮され、迅速な調査が実現します。プルーフポイントは、この機能を利用して、AIを活用した調査の対象を大幅に拡充しました。
コミュニケーションインテリジェンスの価値
プルーフポイントのデジタルコミュニケーションガバナンスの責任者であるハリー・ラバナは、セキュリティチームが求めるのは、アラートを増やすことではなく、その背後にある意図を理解することだと語ります。「アラートは『何が起きたか』を示し、コミュニケーションインテリジェンスが『なぜ起きたのか』を説明することで、調査をスムーズに進めることができる」と述べています。このように、コミュニケーションインテリジェンスは企業のセキュリティにおいて、重要な役割を果たしています。
統合プラットフォームとしての強化
プルーフポイントの新機能強化は、内部リスク、データとAIのセキュリティ、デジタルコミュニケーションガバナンスに対応する統合プラットフォームの一環であり、すべての機能が連携して効果を発揮します。これにより、企業はより安全に、信頼性高くAIを導入することができるようになります。
提供時期
現在、Proofpoint HCIエージェントは提供中で、Microsoft 365接続機能は2026年第4四半期から導入される予定です。このように、プルーフポイントは日々進化するAI時代に対応するための新機能を続々と発表しています。
詳細については、プルーフポイントの公式サイト(https://www.proofpoint.com/jp)をご覧ください。