ACESの新技術
2019-05-22 12:00:58
東京大学発AIスタートアップACESが放つ新たな画像認識技術とは
AIスタートアップACESが挑む未来の画像認識
東京大学発のAIスタートアップ、株式会社ACESが新たに資金調達を行い、画像認識技術「SHARON」を発表しました。
株式会社ACESについて
株式会社ACESは、東京大学松尾研究室の研究成果を基にした企業で、社会をシンプルにすることを目的としています。彼らの理念『アルゴリズムで、社会はもっとシンプルになる。』に基づき、AIを利用した共同研究やアルゴリズムの提供を行っています。
実社会での直面する複雑な課題を解決することを目指し、彼らは最先端のDeep Learning技術を駆使しています。
SHARONとは
新たに提供を開始する画像認識サービス「SHARON」は、特に顔認識や感情分析、物体検出などに強みを持つアルゴリズムパッケージです。SHARONを利用することで、ビジネスのさまざまな場面でのAI導入がより易くなります。このシステムは、人の心の動きを把握する能力に和し、特に身体動作を伴う業務におけるパフォーマンスの分析を効果的に行うことができます。
シードラウンドの資金調達
この度ACESは、Deep Learning技術を専門とするVCファンド「Deep30」や経営共創基盤(IGPI)から数千万円の資金を調達しました。この資金は主にSHARONの研究開発と人材の確保に充てられ、さらなる成長へと繋がる予定です。また、著名なAI研究者である松尾 豊教授と川上 登福氏が顧問に就任することも発表され、ACESの研究開発体制は一層強化されます。
顧問の声
ACESのCEOである田村浩一郎氏は「属人的な労働構造は限界に達しつつあり、このビジョンのもとにAIの社会実装に取り組んでいる」と述べ、顧問が加わることでより大きなインパクトを生むことが期待されていることを語りました。
それに対し、松尾教授は「ACESには高い能力を持ったメンバーが揃っている」と賞賛し、急成長するスタートアップの可能性に期待を寄せています。
川上氏もその技術力やビジネスセンスを高く評価し、今後のさらなる成長に向けて顧問としてサポートすることを明言しました。
まとめ
株式会社ACESが開発したSHARONは、AI技術の中でも特に画像認識の分野での新たな展開を予感させるものです。資金調達の成功とともに、名だたる専門家の素晴らしいサポートも得て、今後の成長に期待が高まります。この先、ACESがもたらすさまざまな革新と、それによって実現される効率化された社会の姿を楽しみに待ちましょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社ACES
- 住所
- 文京区湯島2-31-14 ルーシッドスクエア湯島3階
- 電話番号
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