データカタログ「タヅナ」の新機能発表
データの管理や活用がますます重要視される中、データカタログ「タヅナ」が新たな機能を追加しました。今回のアップデートでは、テーブルのカラム情報に算出方法を記述できるようになり、これにより企業のデータ管理業務の効率化が期待されます。
タヅナの役割と新機能の詳細
「タヅナ」は、データのサイロ化や属人的な業務の防止を図り、積極的なデータ管理を推進するサービスです。このサービスの導入によって、企業が膨大に蓄積されるデータをより有効に活用できるようになります。新機能によって、BIエンジニアやダッシュボードの開発者がカラムの算出方法を明確に文書化し、共有できるようになりました。
これにより、どのカラムからKPI(重要業績評価指標)が作成されているかを簡単に把握でき、ダッシュボードの品質向上が見込まれます。具体的な算出方法が記載されれば、データの信頼性も向上し、業務効率の改善につながるでしょう。
業務の効率化を実現するタヅナの価値
通常、企業が持つデータは日々増えていく一方で、個々のデータを探し出すのは非常に時間と労力がかかります。このような背景から、「タヅナ」ではシステム開発の納品物における仕様書の重要性を考慮して、ダッシュボードにも同様の仕様書が必要であると提唱しています。これにより、企業は使用するデータの整理と活用の整備を進めることができます。
また、関連情報として、タヅナは「Looker studio」から作成されたレポートの設計書を無料で作成する機能や、BIツール「tableau」からデータソースを取得できる機能も新たに追加され、さらにサービスの幅が広がっています。これにより、企業はデータをより柔軟に活用し、迅速な意思決定を行うことが可能になります。
会社概要と今後の展望
「タヅナ」を提供するのは、東京都品川区に本社を置く株式会社パタンナーです。代表の深野嗣氏が率いる同社は、データ戦略コンサルティングやデータ人材の育成に注力しており、今後もデータ管理に関する革新的なサービスを提供していく予定です。企業がデータを有効活用していくためには、これまで以上に効率的な管理と質の高いデータ処理が求められるでしょう。
データカタログ「タヅナ」がこの新機能によって、企業内のデータの質と効率をどのように向上させるのか、今後の動向に要注目です。