婚活に見る若い世代の決断力の実態を徹底調査した結果
結婚相談所「パートナーエージェント」を運営するタメニー株式会社が、若い世代の決断力についての調査を実施しました。今回の調査は成婚退会時における世代別の傾向に関するもので、今の若い世代がいかに決断に苦しんでいるのか、その実態と背景を探ります。
AI時代の選択肢がもたらす「決断のパラドックス」
現代は、AIを駆使して情報整理やマッチングが日常的になっています。それによって、私たちは多くの選択肢の中から最適解を導き出すことができるようになった反面、選択肢が増えると、逆に決断が難しくなるという現象、つまり「決断のパラドックス」が多数の場面で見受けられます。特にZ世代を中心とした若年層は、結婚、進学、就職などの重要な選択において、「失敗したくない」という強い心理が働き、決断を先延ばしにする傾向があるのです。
20代ではなく30代が最も決断に悩む
成婚コンシェルジュに「決断に悩む人が増えた」と感じる世代を尋ねたところ、最も高い割合を示したのは30代で、約50%がそう感じていると回答しました。一般的には20代がリスクを恐れる「慎重世代」と捉えられがちですが、今回の調査結果からは30代が結婚直前の局面において特に決断に迷うことが分かりました。これは、感情面と論理面の両方をバランス良く考慮する世代だからこそ、複雑な基準に悩む傾向が見えてきます。
確信が持てないという若年層の迷い
調査の中でも、特に「自分の中で確信が持てない」という悩みが20代と30代で高い割合を占めました。具体的には、20代で50%、30代でさらに高い64.3%となっています。逆に40代以上は結婚後の生活の変化に不安を感じることが多く、それが決断の障壁とはなっていないようです。このことから、若年層は将来に対して楽観的でありつつも、同時に選択肢の多さに悩まされていることが伺えます。
AIと人間のサポート
最近では、AIに恋愛相談をする人も増えてきています。その中でカウンセラーは、AIの正論と相談者の感情とのズレを調整し、一人で抱え込まずに言語化できない感情を外に出せる支援を行っています。このように、結婚相談所の役割は情報提供だけにとどまらず、相談者が自らの内面を深く理解できるように伴走することにあると言えるでしょう。
成婚コンシェルジュの体験談
実際に成婚コンシェルジュとして活動するスタッフからは、多くの感動的なエピソードが寄せられています。あるコンシェルジュは、「自分の決断に自信が持てなかった」という会員様のサポートを行い、問題を共有することで前に進む手助けをしたと述べました。また、プロポーズを受けた方から家族に関する悩みを相談され、的確なアドバイスによって無事に挨拶を終えた報告もあり、成婚につながったエピソードも存在します。これらの体験からは、やはり人間のサポートが重要だということが浮き彫りになっています。
新たな相談所の役割
AIの時代だからこそ、人間が果たすべき役割は重要になっています。特に結婚という人生の選択では、AIが情報を整理する一方で、最終的な判断は人間が下す必要があります。そのため、結婚相談所は出会いを提供するだけでなく、感情と論理の間で揺れる相談者をサポートする「人生の意思決定に寄り添うコーチ」としての役割が期待されています。
結婚への道は多くの選択肢が存在し、それに対する不安や迷いが原因で決断を先延ばしにする人も少なくありません。しかし、パートナーエージェントでは、丁寧なカウンセリングを通じて、相談者が心から納得できる一歩を踏み出せるようなサポートを続けています。私たちがその迷いの正体をともに紐解き、良い決断へと導くことこそが、今後の結婚相談所に求められる大きな役割なのです。